都知事選挙に思うこと

今回の都知事選挙で石丸氏の得票数はちょっと驚いたし、たしかに若い人の中には石丸氏を支持するひとが多いという感じがある。

考えてみると、小池氏が初めて都知事に当選した際につよく打ち出したのは自民党政治へのあからさまな対立であったと思う。今考えるとびっくりだが、当時はテレビジョンのコメンテーターなどもそれを称賛していたと思う。そうなると一般的な知名度が低かった増田氏はなすすべもなく敗れたのだろう。今回も石丸氏は広島での議会との対立が若者に好感されてのことだと思う。

おそらく民主主義の形態で、一番大切なのは地方議会の議員で、そういったメンバーが地元を知っていて、それを地方公共自治体の議会にあげ、そして、それらの議員の陳情を国会議員や都道府県の議員が聞くことで、いろいろなことが実現していくということかと思っている。しかし、現状はトップダウンで、首長や首相が話を聞いてくれることで政策が立案され、実現するというものすごく短絡的な幻想が若い人にはばらまかれているように思う。もちろんその理由は労働組合などの衰退もあり、若い人たちから政治が見えにくくなっていることにもあろう。

これは非常にまずいことで、足腰を各政党が強くして、そこから出てくる人が首長になってほしいと思うのだが。