9月21日の朝のニュース

岸田首相の記者会見が7時から流れていた。なんとも空虚なことばの連続で驚きました。しかもこれを海外でやっても、出席している海外の記者たちには???という感じだったのでは。G7でも海外の記者はほとんど岸田首相の記者会見に出席していなかったように見えましたが、当然かと。

でまた、時事通信朝日新聞の記者はあきらかに事前に用意されていたと思われる質問をすると。驚くべきことに海外の記者のひとりめのひとも用意された質問のようでした。

それで長く回答することによって時間をつぶして、本当に自由な質問時間を制限する。というなんだかアメフトやラグビーの時間つぶし作戦のような感じです。ここはバスケットボールの24秒ルールのように、一つの質問は1分以内で質問、回答も1分以内という制限を付けたらどうでしょうか。もちろん1分5秒だとダメだから切れ、というつもりはありませんが、そのくらいしないと、いまの、長すぎる質問と回答で時間をつぶす作戦がいつまでも遂行されると思われます。

記者クラブの皆さん、そんなことを提案すると仲間はずれでしょうか?

また、岸田首相の日本語のひどさにも驚くばかりです。なぜ彼はああいう話し方をするのか?なぞです。学生運動の活動家が空疎なことばを力強く語るのにやっていた手法かとも思いますが、空疎といっても彼らに言葉には裏付けもあって、言葉にそれなりの重みがありました。しかし、岸田首相が使うことばは自ら使った言葉を参照するような使い方が多くて、広がっていかないのです。だからすごく閉じた感じの話になってしまって聞く人に入っていかないのではないでしょうか、もちろん岸田首相を信奉する人たちは違います。逆に言うとそうでないひとには最初から届けようともしない言葉ということでしょうか。政治家は宗教家ではないのでそれではまずいのではないかと思いますが、そういわれないところが今の状況。また、そうした言葉のなかで楽しくやるのが大手マスコミの政治記者なのでしょう。そうやっていると、政治記者も、ある年になって国会議員への道が開けたり、まずっても、どこかの大学で適当に岸田首相外遊裏話みたいなことをやっているとOKな楽しい老後が待っているわけで、まあエスタブリッシュメントなわけですなあ、、、どこかの大学でゼミ生をどうのこうのといって炎上したひともいましたが、まあそんなもんでしょう。となんともです。