クローズアップ現代をみて(5月22日)

密着!G7サミット ヒロシマの思いは届いたのか - クローズアップ現代 - NHK

みました。新聞にも出てますが、広島の被爆者には今回の”広島ビジョン”に不満なひとが多いとのことです。それは当然と思われます。そもそもが、今の状況を考えるととても核軍縮の話ができるような状況ではないことはあきらか。しかし、それを強行すればかなりの無理はでてきます。

なんだか岸田さんのためのサミットになりかけようとした象徴がこの”広島ビジョン”ではないでしょうか。

ゼレンスキー大統領が来たことでこのサミットは大きな盛り上がりを見せましたが、フランス政府の飛行機なのは、やはり、招いたのはフランスだから?直前の英国などの訪問時に話はできていたような気がします。なんだか日本をハブって英仏に取られたような感じ。またバイデンさんもちゃんと支援を約束してポイント。とまあそんなところ。本当に、無理に核軍縮を議題にできるときではないのに議題にした責任は大きいと思います。無理に広島ビジョンを出さなくても、がんばって原爆ドームまでは連れて行ったので、それでよしとすればよかったのではないでしょうか。しかし、それも公開しなかったという人がいるらしいですが、もうそこまでいくとちょっと難癖のような感じもします。被爆者は確かにひどい目にあいましたが、第2次世界大戦では日本軍に殺された人たちもいます。そのことをどう反省して発言しているのかよくわからない人が多かったように思いました。(もちろん被爆者じゃない人もです)

また、確かに戦争は悲惨です。しかし、いま、実際に悩んでいるウクライナとロシアの一般の人たちに、戦争をやめろ、という言説がどこまで有効なのか。自国民が言うのはわかるかもしれませんが、日本人が安全なところで言えば反発を買うだけと思います。そういった覚悟をもっていっているのか、テレビの発言者からは全くそれは見えませんでした。まあ藤原帰一氏は、その適当な言説が金井美恵子氏などにコテンパンにやられて、まだ出てくるのが不思議なくらいの人なのでともかくですけど。

それにしても、ゼレンスキー大統領は自国民の拉致について語っていましたが、北朝鮮拉致被害者の話は全くとりあがられず、それも岸田さんのなんだかな気がしました。

あと、記者会見ですが、私はバイデン大統領の記者会見をCNNで見ましたが、日本とは全く違っています。ただし、日本の中ではあまりいう人はいませんが、質問者がプロのジャーナリストとアマチュアくらいの違いも感じます。(どっちかはあえて書きませんが)どっちが原因で記者会見がそうなっているのかはなんともわかりません。あとテレビで見て思っていたのですが、メディアセンターのあの接待的な感じは何なんでしょう。全体に言えますが、いかにもそういった専門業者がワンパッケージで仕切った感じがあります。いったいいくらのお金が使われているのでしょうか、、、岸田さんの選挙対策がほとんどなのに、、、