日刊スポーツ政界地獄耳(2月17日)

【政界地獄耳】また裂き状態に陥った連合、政治介入を自制すべき - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

いまさら一体なにを言いたいのかわからないコラム。

連合の立場は明確で、とにかく政府自民党と組んででも組合員の給与があがればそれで幹部もOKということだろう。また、自分たちのカウンターの大企業も経団連を通じて賃上げを認めると。それが第一目標だ。そのために一番よろしくないのは、立憲が力をもって、政府自民党のやりたいことができなくなること。立憲が例えば企業に対しての法人税をまともに取り出したり、規制をまじめにやりだしたり、原子力発電をとめるようなことをやりだすのは一番困ることなのだろう。そうならないように、立憲が選挙で勝利までいかないように調整しているのが今の連合だ。特に政府への批判が厳しい共産党は連合にとっては組合的にも全く相いれないわけで、立憲が選挙協力しても協力するつもりはないだろう。

という当たり前のことをなんでいまさら立憲の立場の意見をいっているのだろう。このような状態になっているのは、立憲の議員のほとんどは足腰が弱くて、自分で地盤がないような議員が多いからだ。立憲という組織はあまりなくて実際は組合が選挙をやっているのであって、そういった習慣が収まらない限り、連合と立憲の関係は今後もあいまいなまま進んでいくのだろう。それがどういう帰結になるのかはわからないが。すくなくとも今の会長を選んでいるのは連合のそれなりのプロセスを踏んでのことであり、不満が中ででているのであれば、交替することになるだろう。そうならないというところが今の連合だということではないのか。