8月10日日刊スポーツ政界地獄耳

【政界地獄耳】「国家の威信」着工遅れの万博にどれほど超過予算がかかるのか - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

ここでへーっと思った記述がある。万博協会の理事に連合の会長が付いているというところだ。なるほどと。結局官民一体となってもりあげるお祭りなんですね。なので切符も買うし労働力も連合がOKすれば組合もOKと。そういう感じでしょうか。

連合会長は任期をもう一基やるようですが確かにこれはあとのひとはやりたくないでしょうねえ。

なんだかいくだけいって批判が起きれば交替みたいな暗い感じもします。

もう連合がひとつの運動体として維持できなくなっているという感じもします。あまりにも官の労働者と民間、また、民間でも大企業と中小またフリーと日本の労働者は分断されていて団結しようという気はなく、お互いが足を引っ張りあうような構図です。限られたパイをさらにどんどん小さくされて、それを一生懸命それぞれが維持のために引っ張り合っているようなそんあ絵に見えます。政府もなかなかなものと思います。企業の利益などを大きくして労働者への分配を小さくすれば、あたかも労働者は自分の努力が足りないので給料が上がらないと思うでしょう。これが、企業の利益とともに賃金もあげていれば、労働者は自民党への恩義を感じることなく、”上り幅は少ない”といって組合が団結して企業に対峙することになると。団結しない労働者ほど扱いやすいものは政府にとってないのでしょう。例えば民族、宗教、人種によって分断させることも他の国(政治形態問わず)では行われている統治です。きっと国民を分断するのは統治者の知恵なのでしょう。