NHKクローズアップ現代の最近のどうもな感じ

NHKクローズアップ現代での最近のふたつの番組をみた。

ひとつは山田太一さんの特集。もうひとつは国谷裕子氏をゲストに招いての過去の番組の振り返りだ。

ひとつめの山田太一氏の番組については、山田氏の問題意識を紹介するのはいいが、それでは今のNHKの番組はどうなの?ということだ。やたらとニュース内で宣伝が多い聴覚障害を持った人のドラマも、山田氏の取材を紹介するならそのくらいの取材を今もやってみたらどうだろう。また、山田氏のドラマをほめるなら、今もそのレベルのドラマをやってみたらどうなんだろうという感じだ。

国谷氏のゲストの回もどうようで、国谷氏がどのようにしてクローズアップ現代を担当していたのか、今回改めて感心したが、それと並べて桑子氏もウクライナ行ってきましたみたいなあれはなんだ。また、海外の政治家との対談は流したが、日本の政治家のインタビューは流さなかった。なんなんだろう。国谷氏を呼ぶならそれなりの覚悟をもって読んでほしいものだ。NHKの職員の桑子氏には所詮わからないひと、という印象だ。最悪ですな。

ということで、NHKのなんとなく頑張ってますということに、昔の番組を使うのはやめたほうがいいと思う。もちろん番組を作るのが面倒なら、昔のクローズアップ現代を流していたり、ドラマを流してくれた方がずっといいけど。