残念なNHKクローズアップ現代ビジネスケアラー特集

NHKクローズアップ現代でビジネスけあらーのことを取り上げていました。

何人かを取り上げてましたが、あまりハッピーな解決をみたひとはいなかったような。

そしてひどいのがゲストです。

保険外の介護に補助を、といってましたが、そもそもが、あのような介護があって、それを飯のタネにするひとがいるというのは、小生は解せませんでした。

おそらくはああいった保険外の介護の方が稼げるでしょうから、当然稼ぎたい人はそちらに行ってしまうと思います。そうなると、今もかなり無理している正規の施設の介護者はますます減っていきます。そうなると、保険にしか頼れない階層の人たちは見捨てられることになります。そのような状況を起こさないように、介護保険をもっと有効な制度にするしかないのではないでしょうか?

某研究所の人だったようですが、こういった人は厚生労働省からの受託で調査を行ったりしているのでしょう。しかしなにか民活のネタを探しているような感じでいやなまとめになったと思います。

また、もう一つ、これは全くの偶然だったのだと思いますが、前日の放送で小沢征爾氏の姿を見て、小沢征良さんが大変そうだなあとおもったところでした。まさに子育てをしながらです。ああいったフリーの方などは本当に大変なのだと思いますが、そういったことをみんなが見ているのに、桑子氏は全く触れないというのは何だろうと思いました。それこそやはりなかなかオープンにしにくい、ということなのだと思います。しかし前日あのような映像を見ているだけに違和感がありました。

最後にですが、デイサービスってどう考えても家族が家にいてカギをあけないと送り出したり迎え入れたりできない人も対象にしているのに、そういった家庭への配慮はゼロのような感じがします。単純に歩くのが難しいようなひとだと日本の住宅では玄関のドアを開けられないような家屋もたくさんなると思われます。そういうひとは家族がいないとデイサービスに送り出せない。これでは仕事に出かけられません。

また、在宅のリハビリも家族が見てないとダメなんでしょうかね。働く人がいることなど全く理解できていない制度だと思いました。

ということで観点はとても大切だと思いましたが何か不完全燃焼でした。