憲法記念日(2)

朝日新聞に辻村みよこ氏の記事がでていた。

そこで思い出すのが東北大法学部で辻村氏の数年前の憲法担当だった遠藤ヒロミチ氏のことだ。

今どうしているのだろう。

本当に彼は書物を読み限り、誠実な人だったのだと思う。

ある意味憲法学者がみなさんほとんどは、憲法について論じることは好きな人たち、という感じだが、遠藤氏は、そこからもっと考えを深め、憲法が実践されるような社会にコミットしたいと思ったのだろう。それは”学者”としては外れている。別に外れるのが悪いというわけではないのだが、彼の場合、憲法の学者だったというのはつらいことだろうと思う。なぜなら、他の法律に比べて、憲法の人権条項は政府に対して、市民が対峙するときにはじめて内容が意味を持つようになるからだ。実は小生は遠藤氏に直接会ったりしたことはなく、書物からだけの印象だが、非常にシャープなひとであるようなので、主軸は学者であってほしかったなあと思います。もちろん個人のいき方はひとそれぞれなので彼が今のいきかたに満足してくれていたり、まわりのひとも感謝しているのであれば、それは小生としてもよいことだとは思います。そうあってほしいですね。えてしてまじめなひとは、当事者に合わせずに筋論をいって、どちらからも疎まれる、ということもあるようですから、、、