裾野市民文化センターのスプリンクラー

スプリンクラー突然作動…事故調「原因特定できず」 楽器水浸しの楽団「誠意もって補償を」 静岡・裾野市(テレビ静岡NEWS) - Yahoo!ニュース

このニュースをNHKのラジオニュースで聞きました。

スプリンクラー突然作動 裾野市調査委“原因を特定できず”|NHK 静岡県のニュース

こちらと微妙に違いますがどうもテレビ静岡の方が分かりやすいと思います。

まずは9.4LというのがNHKでは設計上と書かれていますが、テレビ静岡ではどうやら計算上のもののようです。したがってそもそもが9.4Lでどうのという話はあくまでも仮定であることに注意しないといけないでしょう。また、3月から1か月観察したとのことですが、これも微妙ですね。例えば夏で気温が違うとかそういった条件は考慮しなくていいのか?という気がします。一方でメーカーのバルブに傷があったということはなんで定期点検ではわからなかったのかな?という気もします。どっちにしろ、人為的なミスということは否定されて、市側の演奏者が間違えていじったという言い訳が通じないことは明らかです。どっちにしろ、演奏者側のメンバーの操作によるものでないことが明らかになった以上は市はそれなりの対応をしないといけないと思いますが。そこで例えばバルブの傷などが報告されていたとするとこれは大きい問題ですが、もし点検項目にあったのに、そこが見逃されていたとすれば点検者の問題なのでしょうね。バルブの劣化は点検するのではないかと思いますが、、、

まずひとつめは静岡大学のあまり専門とも思えないひとを委員長にして何がわかるのか?という疑問があり、素人が読んでも手法にも疑問があります。一方自分たちの想定と異なるバルブの傷が原因と最初から考えないような態度はよくわかりません。事実傷があればそれが原因かどうかを調べるのは当然ではないでしょうか。それについては、どうやら傷によってどれだけ水が漏れたかの想定はメーカーのほうは考えられるといっているのに”無視”みたいですね。ひどいもんです。

もちろん市にとって10億を超えるような賠償はできないということかもしれませんし、それによって文化活動が終わってしまうようなことは避けるべきでしょう。しかし、一方では個人が損害を被る、というのもあり得ないことです。

そういったところで、市は誠意をもって音楽家、関係者に対応する必要があることは確かでしょう。こういったことについての保険などは主催者である市は入っているのでしょうから、そこでカバーされそうにも思うのですがどうなんでしょう。