書原閉店に思うこと

書原が閉店するとのことでネット界隈では惜しむ声が多いようだ。

小生の書原体験は南阿佐ヶ谷店に始まる。夜遅くによくいった。

そのあとは新橋店また霞が関店ができたときもいった。

また、仙川やつつじが丘にもいっている。

 

ほかに上記ほどではないが仕事の都合で新川にもよくいった。

あまり何回もいったわけではないが、六本木、高井戸にもいった。

ということでそれなりにがっかりかというとそうでもない。

小生の好みは南阿佐ヶ谷店であった。新橋店もよかった。しかし、どうもつつじが丘は最後までフィットしない店であった。また、本を探しているときに、ちょうどある経済学者が来店して自分の本を平積みしている前で店主とながながと話していて、早くどいてくれないかなあ、と思ったこともあって、ちょっと店主弱腰すぎじゃあとおもったりして、あまりいっていない。決定的だったのは、

こちちらの先代の社長の上村卓夫氏の話を書いた「書店ほどたのしい商売はない」という本をどうもおいていない、すくなくともある時期までは目立つところに置いてあったのがなくなったことだ。この本は日本エディタースクールで刊行している。書原といえば、レジ前など目立つ場所にエディタースクールの本を置いている、というのも全店共通のことだったと思う。 そしてこの本はつつじが丘店ではレジ前のかなり目立つところに置いてあったのだが、最近はない。先代社長の本だからということではなく、この本はとてもいい本だったのに、、、

また、小生は個人的には過度な干渉はすきではない。南阿佐ヶ谷や新橋もあれだけ個性的であれば干渉しているように思う方もいるかもしれないが、干渉する領域がちょっとちがっていて、説明が難しい。とにかく小生にはつつじが丘店が押し付けようとしているかどうかは別にして、雰囲気が好きではなかった。

ということで小生は昔の書原にはかなり入れ込んでいたが、いまは普通の書店と思っていますので、つつじが丘で啓文堂にある本をわざわざ書原に見に行くかといえば行かないですね、、、