朝日新聞2月23日の論壇時評

ひろゆき人気とネット時代の「弱者」観 壁の向こうとつながる道は:朝日新聞デジタル

先月に続いてあまりやる気を感じない文章。これだけの長い文章をこれだけやる気なく書かれるのは迷惑なので林氏は降板したらどうかと思うのだが、、、、

おそらくは今や主流となっている、ネットの論壇について書こうとしたのかと思うのだが、例えばひろゆき氏が海外のメディアではかなり危険とみなされる存在であるし、朝日新聞でも藤原記者の記事などはそれを指摘していたはずだが、時評だからか朝日の藤原氏の記事はなぜかスルーである。逆にいうとなぜ藤原氏の記事がスルーされて、ひろゆきしはいろいろなところに出続けられるのか、そこは掘り下げてもらった方がよかったんじゃないでしょうか。なぜかといえば、例えば沖縄の件で彼の政治的な思想があるとしたら、それを支持するひとはいないでしょうけど、なんとなく面白いということでいいねを押してしまうようなひとがほとんど。逆にそのいいねの数を政治的な思想を持つ人が両側から利用する、特にある種の利用したいひとたちにとって便利な存在なのでしょう。だから例えば乙武某なども堂々と支援されてそれを公表しているのだと思います。おそらくはひろゆき氏の中では乙武氏のようなひとは”弱者”じゃないのでしょう。彼の中ではある意味そういった自分の条件の中で努力してなりあがるひとは、自分の仲間ということかと。そういった、

日本のマスコミでなぜひろゆき氏はスルーなのか

政治的にはあまり共感しなさそうな乙武氏などを支援するのはなぜか

などを書いてくれれば結構面白かったのではと思いますが、まあそんな人じゃないですね。ということで例えば丸山真男だったら何か言ってくれたでしょうけど、今の東大教授にそういうことを期待するのは無理というもの。

そういった、東大教授で論壇辞表を書く人も、やたらとネットの論説に手を出すと、炎上しだすので怖いので手は出さない、という状況自体が今の論壇というものをかなり特徴的に表しているような気がします。