旧統一教会(協会)の名称変更

前川喜平さんが国会の野党合同ヒアリングで大臣の関与を断言したとのことだ。

前川さんは今は完全に反自民なのでというバイアスはありつつも発言は説得力があると思われる。そもそもが申請を受理しないようにしていた、ということなので、下村氏などがいう、形式的に申請が整っていれば受理する、という発言以前に、受理しないようにしていた、ということだ。これは監督官庁として当然なのだろう。特に1990年代後半はオウム真理教の問題もあったので、このときになぜか課長だっというめぐりあわせの前川氏の発言は説得力がある。逆にいうと前川氏があのようなことになったのは、こういった問題もあったのだなあと納得がいった。おそらくは忖度する官僚であれば下村氏がはっきり言わなくても受理するのだろう。もしかしたら宗教部長は忖度した?いや審議官として前川氏が残っているときにそんなことはできないだろう。何しろ課長時代に受理しなかった当事者なのだから。しかも、昨日の発言からは文化庁の中で議論した結果であることがうかがわれるので、こういったことが行われた場合の官僚組織では前例を覆すのは鶴の一声がないと難しいというのは容易に想像がつくことだ。

つまり下村氏などは申請されて受理したら形式的な審査で認可する、ということで、”嘘は言っていない”が、そもそもが受理しないようにしていた、というところについては何も言わないのは意図的なんでしょうね。っていうかそれを突っ込まない記者って何なんだろうと思ってしまいました。