朝日新聞7月6日(2)

スポーツ界、根深い電通依存 協賛金集め丸投げ、自力調達に不安:朝日新聞デジタル

驚くべききことが書いてある記事だ。自力調達が不安といって、最後のところにできないところは公金投入ということが書いてある。

しかし、東京五輪をこの署名記事の記者たちはどう考えているのだろうか?公金は投入されていない?いやいや、もう駄々洩れだろう。

民間を活用すれば予算を意識してやってくれるというのはこれまでの記事でも稲垣康介氏がよく書くことだ。しかし、結果をみれば大嘘。結局は税金が投入されている。というかもともと税金の投入が前提となっている。しかしそれはうやむやにしているだけだ。

もちろんマスコミも協賛金を出しているから文句は言えないのだろう。

それが典型的に表れたのはバスケットボールの2006年?の世界選手権だ。大幅な赤字がでて、しかし公費も投入されず、結局は日本バスケットボール協会がなんとかしたが、それは体力がある程度あるからできたことだ。それに対して当時の幹部への批判は強く、そこに乗り込んだのがJリーグの川渕氏たちだ。かれらは”成功”といわれているが、結局は丸投げして協賛金を集めるなかでイベントをやっていくノウハウなのだろう。しかもそこでは官僚天下りなどもうまく利用してパイプ作りも怠りない。そういった仕掛けは広告会社がうまいところで、そこを利用するのはいいが、逆に弱みになると、どんどん逆に一番出させやすい公金を広告会社が吸収して太っていく、そこにはこういった御用マスコミの忖度による提灯記事があるということだろう。批判しているように見えて実はそうじゃないというところが味噌ですなあ。