島薗進氏のあきれた論考(月刊住職2024年1月号)

興山舎 バックナンバー紹介

【統一教会特別編】
「教団の人権侵害を止められなかった政治家の権力とマスコミの非力」…島薗進(東京大学名誉教授・日本臨床宗教師会会長)

国が宗教法人解散命令を請求したのは昨年10月13日だが、司法の結論は相当先になるだろう。だがそれがどうであれ、問われなければならないのは教団の人権侵害がかくも長きにわたった背後に政権政治家の存在があることだ。

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こんな論考がでている。しかし驚くべきことに、ここで言われるのは政治家との関係だ。一方統一協会が学生に対してアプローチしていたことはつとに知られているが、世界平和教授アカデミーについては詳しくは触れられていない。

名前が出ている人以外にもWikipediaによれば(リンク)島薗氏と同じ東大の先生もたくさんいたようだが、そういった人たちに対して学内で何らかの対応などを当時宗教学者であった島薗氏が行ったかどうかについて何もわからない。要は他人任せでこういったひとが宗教学者としていまだに発言することに驚く。

別にこういった問題に対して真摯に当時のことを反省するとか、専門ではないので触れないとかであればそれはそれで態度としてありだと思う。しかし、今になって妙に自分は知ってるぞ的なものいいでこういった文章をあちこちにばらまくのは学者としての誠実さを書いた人だというのが小生の判断だ。

どうもこのひとは共産党のいうことは正しいという”宗教性”に毒された人に見える。それは日本基督教団のある種の人たちの言説とも同じだ。こういうひとは学者として全く信用できないなあという感じ。