週刊文春の某記事

最近話題の某週刊誌の記事だが、不思議なことがある。

木原氏の記事と違って最初から刑事事件として扱うことを目的としてる感じはないことだ。だから”警察に行け”というような人たちは全然的外れで、記事自体は”スキャンダル”としてこの件を扱うことを目的としている、ということだろう。受けている側はなので名誉棄損という民事上の責任を問うのだろうが、”事実ではない”が何をもって”事実”といっているのか定かではないのでそれは裁判を待たなくてはいけないのだろう。

それにしてもその世界の人たちの恐ろしいほどの凡庸なコメントの中で、さすがに昔週刊写真誌に頭にきて突っ込んだ経験をもつ某氏は”記者会見でやりましたといえばいい”といったというが、さすがである。もともとが刑事告発をするものではないのだから、確かにそれで十分なのだろう。あとはそのひとをどう判断するかだ。そうなってくると某国営放送局で性の番組に起用したのはどういう了見か、というように、逆に番組制作側の見識にかかわってくる。どうもマスコミはこれまでさんざん起用しておいて、その責任を問われるのが嫌なので責任を本人に押し付けようとしているような印象だ。

もし、このようなことが、芸能界で公知のことだとすると(というかテレビ番組で過度な行動があったんじゃないかくらいのことは放送もされているので知らない人はいないはず)当然制作側の責任ということになう。

ジャニーズのときもそうだが、報道しなかった責任云々の前に、まずは芸能系の番組でこういう方々を出演させてきた制作側の人たちの見解を聞きたいものだ。

視聴率が取れるから?でしょうか。もちろんそういうひとでも視聴率がとれさえすればいいというのが今の状況であることも分かりますが、、、