日刊スポーツ政界地獄耳(10月7日)

【政界地獄耳】メディアは元来“偏る”傾向 今こそ全てを総点検する時期 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

なんというかです。日刊スポーツ自体でこういったことをもっと言ってほしいという気がします。

スポーツ新聞は今やこたつ記事やらなんやらでいろいろな方面に忖度しすぎの代表格では。

ここでおっしゃっていること自体は正しいと思います。特に安倍政権時代に広がったのが、Aじゃないか、と質問すると、単にAを否定するだけではなくて、お前はBなんだ、と極端なことをいって、おもむろに第三者がCだというと。そうなるとBという嘘も真実であると信じる人には真実だみたいな言説が広まっていくというスタイルです。

小池都知事関東大震災に関する言説もまさにこれですね。

それにしても、ジャニーズ某I氏がNHKなどでも”好感”をこれまで作っていたことも忘れてはならないと思います。某氏の発言はまさにテレビで外のひとが見ていることを意識した発言で、もうそういったことになれば、それこそタレントはそれで飯を食ってきているのですからお得意分野でしょうからまさに自分の土俵ってやつです。

思えばその土俵上に乗せられて、発言をしようとしたほうこそがある意味失敗、”あほ”だったとも言えます。ルールが気に入らないなら最初からそれを訴えて、公平なルールでできるようにしてから土俵に上がらなければどう考えても勝てるわけないじゃないですか。もしかして記者会見というからには記者クラブの代表などが仕切るので、慣れている自分たちジャーナリストの土俵だと思ったのでしょうか?それは行く前にわかるわけだから、そんな記者会見はボイコットすればいいだけです。または、ルールを公平にさせてから参加すべきでした。NGリストに載っているというひとたちはそれなりの自覚もあったのでしょうから、それで行ったというのはあまりにも自己の力の過信、タレントのそういった場面での振る舞いのうまさを見くびっていた、ということで上から目線でいたことのつけが来た、とも思います。茶番だといったジャーナリストがいたらしいですが、そういうものに自分も参加させられていただけです。もしかすると、そういうひとたちをそう見せるという極めて戦略的な演出にのせられていたということだけなんじゃあ。繰り返しますが、何か自分たちはもっと言がたつ政治家などの記者会見も経験しているから、行けば何とかなるてきな感じを受けて、逆にタレントを上から目線で見ているようなおごりを感じて、某さんたちには不快感すら感じてます。

別に意味で推奨リストのジャーナリストもそんなものにのせられていれば別の意味で色メガネで見られるわけで本来は迷惑と思わないといけないことでしょう。大手のマスコミの記者が推奨側にあったといわれてますがそれが本当だとしたら社内での聞き取りで、どういった付き合いをしているのか、過剰な優遇などをこれまで受けていないかなど検証する必要があるのではないでしょうか。昔聞いたのは石原プロというのは実にマスコミ対応がすごくて、というようなことでした。マスコミ自体にも芸能ってそんなものだから、ということで記者のそういった付き合いをゆるす雰囲気があるんじゃないでしょうか。特にテレビは日本ではドラマの制作もニュースも歌謡番組も、バラエティーも同じ会社がやってますから、この辺で問題が出てきているということではないでしょうか。NHKなども形は制作会社を分けているように見せてますけど実態は子会社ですから、全然わかれてないですね。まあ民放ですら厳しい免許制ですからそういった問題はおこる土壌がもともとあったと。NHKはそういった面からの検証もしたほうがいいんじゃないですかね。BBCなどはどうなってるんでしょうか。