朝日新聞11月29日朝刊によると、マネーフォワードという会社の滝というひとが、政府の基金は民間だったらありえないといったそうだ。
まあ自分のお金だったらこういう使い方はしない。しかし、お金が流れていく先は民間です。まさに今の基金のほとんどは民間に丸投げして民間にお金を流す仕組みです。
それがアベノミクスの実態ではないでしょうか。
そういった、税金を民間に投資して、なんとか経済を活性化しよう、といういわば日本経済へのカンフル剤のようなものが常態化したのがアベノミクス。
それは自民党にとってはより強力に地盤を固めるわけで、ひとむかしまえなら完全に産官学の連携といったところでしょうけど、今はそれはいいことになったんですかね。
まあこの滝さんという方が”民間なら”といっていますが、もし基金をやめると、プランを作っているなんとか総研とかさらにその下の会社とかが困るし、実際にお金を使う先の業界のひとたちも困るでしょうね。それにしても人不足で使い道がないほどじゃぶじゃぶ基金に流し込むとは天下の財務官僚というのもなんだかなあです。