憲法改正の不思議

NHKのアンケートでは憲法改正が必要33%らしい。

しかし不思議なのはマスコミが憲法改正というときはどちらかというと自民党の主張に沿った改正を質問しているようだ。しかしこれはよくわからない。

日本では憲法についての裁判は最高裁判所で行うわけだが、最高裁違憲判決がバンバンと出ているというならば、それに対して反対するひとは、憲法改正して、違憲状態をなくそうということがあるだろう。しかし、おそらくは自分たちの主張に対して、現状は合憲であって、違憲判決がでなくていらいらしているのはどちらかといえば左側の人たちではないのか?それなのにそういうひとたちがどちらかというと改正に反対なのだ。憲法を守っていれば自分たちの主張はとおらないのにこれはよくわからないことだ。というか、憲法改正に反対のひとは、結局は今の自民党の改正案に反対だということなのだろう。そして、NHKなどの調査も、そのように聞くべきなのだろう。そうすればよりよいアンケートになると思う。なぜか具体的には聞かない。それは自民党の作戦なのか、、、最近は非常事態の国会議員の任期の延長をいいだしたが、とにかく付け焼刃すぎる。あいかわらず9条について、聞くのだが、もう過去の話で、今の自民党が改正といっているのはどちらかというと基本的人権の条項だろう。ある意味より、市民生活に影響がある変更なのに、それはマスコミはいわないのはなぜなんだろう。本当に困ったことだと思う。それにしてもニュースで改憲派の集会にならぶ、政党の代表の中には、労働組合の支援を受けているはずの某政党もいたりして、なんだかな話である。