新井紀子さん

党ロボとかで名前を売った新井紀子氏が最近ESAT-J関係で自身の事業のRSTとかいうものと絡めているのではといわれているらしい。もっともRSTのほうは企業対象なのですが、まあインフラとしてベネッセ基盤を使っていくということですかね。なんだかおそろしいですねえ。子供の時からのデータを取られていくという。ベネッセって一回は個人情報流出で終わりかと思われたところをただでは起きなかったということでしょうか。それにしても、新井氏のRSTってなんだか奇妙な気がします。企業にいると、いまは、いろいろなひとがいるわけで、むしろ誰が読んでも誤解がないような文章を書くことが求められていて、RSTのような複雑な文章を読むのはせいぜいが法務部署や営業部署などに限られています。圧倒的な多数、しかも早い判断が求められる製造現場なので誤解を招くようなマニュアルがあることは即座に事故などにつながります。もしかしたら、銀行などのあまり工場などない企業には役立つのでしょうか、、、ということでむしろRSTは文書チェッカーとして、ある複雑さ以上の文章を修正するのに使ったらどうかと思ってます。まあ実用に耐えるものかはわかりませんが。それにしても、論文を書くのが学者かと思っていましたので、学者を委員にするのは中立な立場からの知見を言ってもらうのかと思ってましたが、このような自らの事業への利益誘導する人を東京都が諮問委員にしているのはまずいんじゃないでしょうか。学者であれば、自らそのような利益にかかわるような委員は推挙されても辞退するのがモラルかと思うのですが、まあ学者には研究倫理以外はないのかもなのでそれは言わないお約束でしょうか?21世紀になって竹中平蔵さんあたりから本当に学者の倫理は20世紀とは変わってきたのだなあと思わされます。