安倍元首相で選挙運動取りやめとは

安倍元首相の暗殺について、まだ背景などが分からないところもあり、それ自体についてはよくわからないということが多い。何しろ新聞をみても容疑者がどう収入を得ていたのか近くは不明。それなりに貯金などはあったひとなのだろうか、、、またやめた経緯も体調不良とのことだが、どうなんだろうという気もした。

ただ、特定のセクトなどの非公然メンバーであればさすがに警察もいうであろうことから、そういった背景があった人ではなさそう。

ということでもし単発の事件だとすると、選挙運動を取りやめるというのはどうなんだろうと思う。もちろん可能性がないわけではない、しかし、今の日本でそれほど言論が守られているかというえば、そんなことはなく、例えば右翼団体の反対をある党の候補者はすごく感じているのではないだろうか。そういった見えない緊張感が何か逆になんとなくの雰囲気として、そういった候補者は危険な候補者のような感じにしていて投票を避けさせる方向にあるような気がする。もっとそのあたりはわかってほしいと思うところです。今回の事件で選挙運動をやめるという政党はどうなんだろうと思う。やはりここは敢然と普段通りの活動を行うことが、こういった行動に屈しないということを示すことではないか。つぎつぎと真似をする人間が出てこないように政治家はそのくらいの覚悟でやってほしいと思う。なぜかといえば、日本の国会議員は戦争が起これば、自衛隊員だけではなく、そもそも戦争を起こすことで国民の生死を決めるくらいの重要な仕事だからだ。もちろん戦争だけではなく医療のこと、年金のこと、就学補助のこと、すべて国民の生死につながる。そのような仕事なのだから、あってはならないがそのくらいの覚悟はもって立候補してほしいと思うのだが。逆にそれが”先生”と呼ばれて尊敬される理由ではないのか。諸外国でも驚きをもって受け止められているようだが、今回のことが政治が国民一般から遠ざかって、それこそ政治家たちだけで行われる、国民はそれに従っていればよい、という風潮につながらないことを願っている。