末は博士か大臣か

と昔はいったそうです。優秀なこどもがいると将来をいったことばだそうです。

しかし、いまはまあ博士をとってもなかなか定職につけない人もたくさんいます。

その一方で大学はマスコミ上がりのひとや、下手をすると、接客がうまいひとを講師にして、とにかく人件費の圧縮と学生を集められる先生をあつめることに血道を上げているように見えます。

大臣のほうも今回の組閣などをみると、大臣もほとんど2世議員ばかりで、おそらくは優秀な子供は東大法学部に進んでそれから官僚になって、あるとしで地元の国会議員になって当選何回かで大臣のようなルートはなくなったのでしょうね。また官僚出身であればいいかというとそんなこともないのが困ったところです。

官僚自体将来の構想が描けなくなったことでなりてが減っているということなんでしょう。

こんな時代になってしまい、日本は本当に大丈夫なんだろうかとおもう今日この頃です。

なお、マスコミ出身の”教授”の問題点として、最近読んだ杉原某の命のヴィザに関する書籍を読むと、いかにマスコミの描く歴史がいい加減なものだったか分かります。そのようなことをやっていてもマスコミは務まるわけですが、当然研究者ではないですね。右のかただけではなく左側の方も、研究者ではないのに大学で教えている方は同じです。もちろんこれは日本のマスコミ自体の問題点もあって、自ら資料にあたるよりも、”〇〇がこういっている”ということでわーっと報道してもあまり問題にされないのは某一流新聞も同じ。それこそが大学できちんとジャーナリズム学を教えていないからでしょう。

ということで、そういったマスコミがはやしたてて自民党の9月10月のもりあげは成功して、自民党衆議院選挙で大勝まではいかなくても、余裕をもって勝てると。しかしそのことは、2世議員また、癖があってやめたような官僚などが跋扈する今の国会を続けることで(自民党だけでなく野党にも2世、3世はいますよね)与野党ともだんだんと衰弱していって結局だれのための日本になるのか、、、