総務省文書

「捏造文書」が一時トレンドワード 立民小西議員の内部文書指摘に高市大臣が参院予算委で反論 - 社会 : 日刊スポーツ

どうやらこの問題はネットでは捏造ということになっているようだ。例えば”本人と間接的に聞いたという参事官がしかも日付も不明と書いたものの真偽性は裁判などではあきらか”などといっているひとがいるらしい。

そうだろうか。本人は当事者だ。当事者が問題があった電話について正直にいうかというとなかなか疑問なところはある。むしろ時系列を追っていくと、特段そのような電話があったことはおかしくもなく、官僚たちが官邸側も含めて実に用意周到に”きちんと”動いたことがわかる。さすが日本の官僚は優秀だなあと思わされる文書だ。もちろん優秀すぎて、筋が通っているので、政治家の側からするとちょっとここまで記録に残されたことに当惑しているということなのか。しかし、逆に官僚側からすると、前の小学校の問題や宗教法人問題もだが、無理を通すにはそれなりの説明が必要でそれは文書として残さざるを得ないのだろう。こういった文書は”公文書”扱いのものではないのだと思うが逆に日本ではこういったものが公文書にならなすぎというところか。また、ネットでの電話のメモが流出したことについてどうこういうひともいるようだが、電話した政治家から首相と意見交換して安倍さんはこういってた”などと聞けば、それは正しく関係者と共有するためにメモにするだろう。それを流出ってなんなんだろう。ちょっと前のようにマスコミなどに強い政治家がいれば、すぐにもみ消したと思うが、もうそんなひともいないので、とどまるところを知らない感じだ。それにしてもびっくりはNHKでこの問題を放送では全然やっていないように思う。みなさまのNHKといいつつ、まあNHKは国営放送ということがわかる話で、なんだかロシアとかの状況を他国の話といっていていい状況ではなくなってきているように思う。これこそが”新しい戦前?”。