日刊スポーツ政界地獄耳(8月9日)

【政界地獄耳】立憲民主党の代表選挙 最大の争点は「共産党とどう付き合うか」 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

そうなんでしょうかね、という感じだ。そもそもこの中で書かれている連合との関係で言えば、連合が票になるところとならないところ(影響力がない)があるのだろう。おそらくは都市部では連合の票など”全く”あてにならないのではないだろうか。東京でも多摩地区では連合がある程度力を持っているように見える候補者もいるが、限定的だ。参議院の選挙で維新に議席をとられたことをどう考えるのかというところでは。

むしろ問題は連合が反共産色を強めて自民に近寄っていけばいくほど、左寄りの労組は離れていくということかなと。もちろん共産党を支持する労組は連合にはないわけですが、共産党を支持しないということは必ずしも右寄りということは意味せず、旧総評系の組合の中には共産党よりも左くらいの労組もあったような記憶がある。そういった労組は本当に連合の指示どおりの投票をするのだろうか?もちろん支持する候補者であればがんばるだろうが、仮に連合が維新よりの候補者を推薦したとして、協力するのだろうか?まあしないだろう。当たり前だ。その当たり前がよくわからないが覆されているのが現在の連合という団体に見える。労組のありかたをある意味日本のためという名目のもとに、指導するというの団体。ということなんだろうか?ただ、今の連合を支えている労組の組合員も、当然のことながら正社員の減少によって減っている。非正規社員の組織化、というと結構マスコミも好意的だが、一方では当然のことながら不安定な雇用を守るための組織化になるわけで、そうならない組合を連合が作って、かつ組合費も徴収するような絵を描いているのではないかとも思っている。どうなんだろう?