田村智子氏共産党委員長に

田村智子氏が共産党委員長!同党史上初の女性、志位和夫氏は議長に 共産党大会で決定 - 社会 : 日刊スポーツ

共産党の委員長が変わったらしい。

そもそもがなんで党首じゃなくて委員長なのか、そのあたりはあまり新聞に書いてませんが幹部会委員会というのの委員長らしいですね。

日本共産党の指導部の選出方法について―― 一部の攻撃にこたえて/副委員長・党建設委員会責任者 山下芳生

ネットは机の上でこういうことがわかるのはありがたいです。が、新聞にはあまりその辺書いてません。常識なんでしょうかねえ。日教組の先生が赤旗日曜版を勧めたりする時代ならともかくどうなんでしょう。

ところで共産党というのはかくのごとく、”すべてが理論によってすすめられる”という印象があります。まずは”正しい綱領””それに基づいた規則など”があって、”民主的に”選ばれた指導者が”正しく”指導していく、ということです。

そこでは確か”科学的民主主義”とかいうことばもあったような、、、

とにかく理論的にどうなのかをまずは吟味して動く、そのため、ぶれない、ということなのでしょう。実際前の委員長の志位氏は物理学者のたまごだったような気がします。しかもピアノもうまいとか。ちなみにこれまでの宮本氏、不破氏も最高学府の出身だったような気がするので女性というだけでなく早稲田出身者も初めてでしょうか?

そういった政党なので、党員がいればその党員は当然動いてくれる人たちです。しかし、党員は激減しているとのこと。まあ当たり前といえば当たり前。今の若い人たち共産党に入ろうというひとは少ないでしょう。それだけ日本の豊かさがある、というのはどうかで、やはり、労働者の分断が大きいというきもします。特に連合会長の某氏の発言を聞いていると、いかに警戒されているのかよくわかります。まあ今の連合だとほとんど万が一中でオルグされたりするとあっという間にヘゲモニーを握られかねない、すくなくとも連合の運営にかかわられるとそれこそ面倒でしょうがない、ということかもしれません。昔の社会党ってたしか強力な理論があったように思いますが、そんな時代はもうとっくに昔で、今の連合でそういう理論家の皆さんはどうしちゃったのでしょうか。もちろんそういう中に暴力を容認する理論などもあったりすると、それはやっぱり離れてもしょうがなかったのかなとも思います。結局ひとは理論よりもパンなのだということか。パンを差し置いて理論だといわれるともはやそれは”宗教”では。

ということで今や共産党も宗教に近くなっているように思います。無謬である指導者。構成するひとたちの高齢化など外形的には似ているように見えます。

ただ、それは別に悪口ではなく一般党員の党費によって党が運営されるのは正しいことだと思われます。朝日新聞の子供向けの説明には一切そのような言葉はなくて、単に政党助成金を受けていないことしか書いていませんでした。なぜ?どうして?

やっぱり朝日新聞の記者って頭がよくて、彼らももっと難しいことを書くのが好きだから?

なかなか世の中頭の良い人たちがもてあそぶのが政治だということから離れていかないと若者の政治離れは進まないのになあと思ったりします。