朝日新聞10月28日スポーツ面(自由自在)はしゃいでいいんだぞ?

(自由自在)「はしゃいでいいんだぞ」:朝日新聞デジタル

こんな記事がありました。

立教大学の陸上部の駅伝チームで監督が辞任してそれでも箱根出場を決めたときに大学側の総監督というひとが選手に言われたことらしいです。

だけどどうなの?と思います。

確かにチームが出場を辞退するような話ではないでしょう。

しかし、やはり自分たちを指導していた監督が問題を起こしたことは事実です。しかも部員と報じられていたのをこの記事では”教え子”という非常にあいまいな表現ですが、すくなくとも選手たちも同じ”教え子”であったことは確かでしょう。そういった中でのことに対してなぜ選手は怒りを表現しないのでしょうか?逆に総監督というひとは、自分がマスコミなどに謝罪すべき立場なのになにか選手を盾にしているように見えます。

また、選手の中では公然の関係であったという記事もありました。なぜ総監督や選手から監督に対して何も言えなかったのでしょうか?それはやはり、監督に何か言ってむくれられても困る。選手からしても、指導を受けられないと困る。という双方の事情があったのでしょう。これは立教大学だけではなく、広くスポーツの中で起こっていることだと思います。今回は選手に対しての暴力などではありませんが、しばしば選手への暴力などが行われる時も、チーム関係者には公然であることが、中で隠されるということです。朝日新聞の記事はこうしたことに触れずに終わり、というなんともな記事で困ったものだと思いました。