武田砂鉄『今日拾った言葉たち』の中から

立ち読みなので正確ではないは、辻信一氏の「あいだ」がどうとか、自由がどうとか、ということばが引かれていた。このことばじたいもわけがわからないが、一見なんだかソフトなことをいっていると受け入れてくれるひとたちがいるということか。私は辻氏が過去なにをやったひとかが本で公刊されてもまだ堂々とやっていけている日本って何なんだろうと思う。ぜひとも武田さんに聞いてみたい。辻氏が自由について語ることが許されると思うのか?と。私は同じく高橋源一郎氏も、おそらくは過去をよく知ったうえで、辻氏がはぐらかして、それでも対談を出版したことに疑問をもっている。さらにいうと、明治学院大学という大学はこのようなひとに教鞭をとらせていたというのは責任重大だと思う。何かしらの力が働くのだろうか?