自民党の選挙参謀は外国人なのかな?

今回の総選挙で自民党立憲民主党にたいして、共産党との統一候補を立てていることを争点にしているようです。しかし、今の日本で共産党といって、若い人たちも含めてどう思うのかを考えると、有効なメッセージなのかなあという気がします。ある年代のひとには共産主義許さんのような感じがあるのでしょうが、ソ連が崩壊して、中国もどうみても日本よりもむしろ金の力にものを言わせる自由主義的な印象で、むしろ共産主義は国家の介入で無制限に金を使える国?というくらいでしょうか。ビジネスも中国とやっている会社で中国を無視できると思っている会社はないでしょう。もちろん中国に行くといろいろと不自由や危険なことも多く、そういう国ということは思い知らされますが。(例えばネット一つ自由に使えないとか)でもそれは国民のごく一部で今では共産党も逆に昔と違って先生が赤旗日曜版を売り込むようなこともできなくなっているような不自由になっている分、一般人には見えない部分が多いことが却ってプラスに働いているかもしれません。ということで自民党共産党攻撃がどこまで成功するのかは?と思ってます。あとびっくりなのは連合の会長のご発言でした。いまどき連合が選挙で集められる票はどれだけなんでしょう。製造業が海外に出て行ってしまい、国内の工場などが減っているという状況では選挙での活躍はかなり少なくなっているのではないでしょうか。今は労働組合自体作れない会社も多いわけですし。しかもトヨタの労組などは自民党の支持らしいと。考えてみれば小選挙区になった時点で連合の選挙での役割は終わったと思わないといけなかったのでしょう。中選挙区であれば自民党民社党で経営側と組合でうまく票をシェアできましたが、今はひとりしか当選しないわけですから、いくら比例区での積み上げといわれてももりあがらないですね。いっそのこと連合は国民民主に注力したほうがいいのではないでしょうか、といっても国民民主も勘違いの議員(国家公務員上がり)が多くてお付き合いしにくいのかもしれませんが。

自民は保守的な人たちの意見、連合+立憲民主が労働者などオルタナティブ、進歩を求める意見を吸い上げられないと、右、左とも極端な政党が支持を集めてきて、危険な状況になるのは過去の世界の歴史が教えてくれるところです。今の日本でもそういう感じもするので、そこは本当に今回の総選挙でそうならないように願うところです。