いやなら外食などで働いたほうがいい
といった人がいるらしい。
おそらくは、そういう人にとってはちゃんとしたイラストレーターは広告で、こんなイメージが欲しい、というとそのとおり書いてくれたり、依頼主が、あれを入れろ、というと著作権など考えずに書いちゃうような人なんだろう。
仕事をひとりでやっているような零細なイラストレーターは不要で、生成AIから出てくるイラストで十分と思っているような人かもしれない。
おそらくはそういう人は世界でそういった知的生産物を作る人たちが生成AIに待ったをかける状況などが鬱陶しくてしょうがないのっだろう。
ここで突然私はコロナの初期、音楽家が困っているという話のニュースで、そういう人はこれを転機にちゃんとした仕事に就くことを考えたほうがいい、というようなことをいった大学の先生がいたことを思い出した。残念ながら名前などを記録していないのだがとにかく強力な発言で驚いてしまった。
まあ経営コンサルタントが何を言おうとまずあれだが、大学の先生が同じことを言うとかなり驚きだ。
日本では芸術はお金にならないもの、ということが言われすぎているのしらないが、そうだとしても、大学の先生というような知的な職業の人まで同じようなことをいうというのはどこかでそういう言い回しが流行っているのだろう。まったく嫌な話だ。