保坂展人世田谷区長(2)

前にも書いたが、私は世間的には評判がいいらしいこの人を全然信頼できていない。

今回の旧統一教会の問題についても、世田谷区が抱えている旧オウム真理教の問題を考えれば簡単に解散命令さえ出せばいいというようなものではないとなぜ言わないのか?

結局そのような発言をすれば、ひとびとからKYと思われるだけだから黙っているのだろう。このひとは結局はある種のひとたちの空気を読むのは得意かもしれないが、自分の信条があるんだろうか?

もちろん不幸な事件で学校にちゃんと行けなかったということはあるのはわかる。しかし、世間には高校や大学に行かなくてもちゃんと勉強しているひとだっていくらだっている。このひとはおそらく頭がよくて、勉強をしなくてもそういう空気を読んで活動していると、ある人たちは認めてくれる、という承認要求が強い人なんだろうなあと思ってきた。

例えば一見するとドイツのメルケル前首相なども空気で動いたりしていたように見えるかもしれないが、自伝を読むとやはり彼女には旧東ドイツでの生活がベースにあることがわかる。

じゃあ保坂さんにとってはなんなのか?若いころは沖縄に行ったりしたらしいが、じゃあなんでいま世田谷区なの?全然わからないなあ、、、

もちろん世田谷区は広いからなかなかすべての場所を理解するのも難しくて、彼にとっては烏山なんていうのはほぼ甲州街道沿いの田んぼのようなところで、あまり相手にしてもしょうがないと思っているのかもしれないが。

しかし、地域の住民にとってはいまだに区民センターで学習会を開くほど重要な問題だ。

結局解散命令を出してもまだ烏山ではオウムの問題が全くなくなっていない、それをもっと発信すべきではないのか。

まあ彼としてはおそらくは次は都知事でも狙っているのでしょうから、あまり支持団体にKYと思われることはしないでしょうけどね。

ただ、世の人たちは小さな烏山区民センターでいまだにオウムについての学習会が行われている(問題は解決してない)ということを知らない方もいるかとおもって書いてみました。