朝日新聞を読んで(2022年12月10日夕刊)

なぜ女性だけ制服なんですか 「補助的イメージ」、金融機関で廃止拡大:朝日新聞デジタル

こんな記事がでてました。

なんだか意味不明な記事でした。今の企業にとっての制服、まずは朝日新聞社での歴史をたどってみたりしたらどうかと思います。おそらくは朝日新聞でも制服を着ている人は過去いたでしょうし、いまもどこかにはいるはずです。それをきちんと調べてみてはと思います。で金融機関だけなのか、という観点も必要でしょう。すくなくとも企業では働く人の階層が複雑になってきてしまった結果、おそらく制服の貸与も難しいというのが現状ではないでしょうか。また、最後にみずほ銀行について書いてますが、窓口のそとのひとは制服を着ている、とありますが、一瞬考えて、ああとおもいました。窓口の外に確かにいろいろな”ご案内係”のひとがいて、男性は警備員風の制服をきて、女性もいかにもな制服をきていたように思います。でもあの方々は例えば男性はなんで警備員風なのかといえば牽制のためでしょう。女性は銀行の人とすぐにわかって聞きやすいようにということでしょう。で牽制と思わせないように男性も愛想よくいろいろと教えてくれたりします。しかしあの方々は何か窓口の人たちやそのまた中の人たちからは隔絶されたものを感じます。特に男の人たちは、噂では取引先の企業でいわば肩たたき的に扱われているひとがみずほ銀行出向という形でいくとあれをやっているという話を聞いたことがあります。本当かどうかはわかりませんが、ただ、なんとなく見ていて、窓口の人たちの言い方などが、まるで下請けの人たちへの口調だったりするとそんなことも感じます。また、どうも窓口の人たちというのも、中にいる人たちと同等の人たちとして扱われていないような気もします。どうなんでしょう。まあそういう階層がはっきりしているのが金融機関なんじゃないですかね。ということで、西田友里記者の署名もはいってますが。なんだか中学生のレポートのような記事で、これが1面ですか、という気がする記事でした。例えば米国の新聞などではもっときちんと調査しないと記事にできないのではないかと思います。せめて当事者の話をもっときちんと集める必要があると思います。それをやってないので、きっと先に書いたように、みずほ銀行の窓口の外の人たちについても話を聞かないで書いているような気がします。もし聞いていたら、きっと制服であることにあまりいい感じは持ってない人たちではないでしょうか。また、公益財団法人なんとかの人の話は、おそらくはユニフォーム製造会社のつくっている団体でしょうから、こういった団体はそれこそ復活を願っているのでしょう。そういった団体の性格も書かずに、あたかも客観的なコメントのように書いてしまうのも、よくないと思います。ということで、中学生が書いたような印象ということです。