AIがAIを狂わせる サイバー被害責めるほど「攻撃者の思うつぼ」 [AIの時代]:朝日新聞
この記事は紙面では10月6日の朝刊に出たと思うのだが、唖然とした記事だった。
盛んにそれぞれの企業が、というのだが、そもそもが現在狙われていると思われるクラウドベースのインフラは日本で政府も旗振りをして盛んに導入を進めてきたものである。そういったインフラについて、個々の企業ができることは限界もあり、いわば、これまでは個々の家の金庫に入れていたので、個々の家の鍵とかをかけておけといえばよかったのかもしれないが、今や、大通りに面した倉庫の中にそれぞれがものを置いているような状態だと思われる。そのためまずは大通りで怪しいやつを取り締まってもらわないとしょうがない。それがサイバーポリスではないのだろうか?大通りを倉庫の中を借りている人たちにガードしろと言われても困ってしまうので、今のようなクラウドベースのシステムの利用を進めるのであれば、繰り返すが、大通りはちゃんと国家が保証してくれないととても使えないだろう。逆にいうとそういう前提で使えならそれはそれだ。上原氏はそのようなことを言いたいのだろうか?国民は情報が流出しても企業に文句を言うな的なことをいうわけだが、企業にいわず、国家に言うべきなのである。今はなんだか官や学は高みの見物のような、上原氏のコメントがまさにそのようなものだが、スタンスなのだが、本来そうじゃないだろう。当然税金を使っている政府や学は大通りの安全を保障してくれないとこまるのである。これを個々の企業などにやれということは膨大なコストの無駄につながる。
今や個々の企業と政府が責任をもって守るところをきちんと分けて、政府が税金を使って防御してくれなければとてもセキュリティは担保できないし、下手をすると、それが経済的な衰退にもつながりかねないと思う。