サイボウズ青野慶久氏マイナンバーカードについて語ったらしい

マイナンバーカードの「穴」 サイボウズ青野慶久社長/堤未果さん | 毎日新聞

毎日新聞にこのような記事がでているらしい。ネットでは冒頭しか読めないが、いまいちなコメントだ。

目的がはっきりしないといっているが、目的ははっきりしていて、住基カードの失敗隠し、天下り先の確保とIT企業への継続的な支援だろう。

まずは住基カードだ。これは悲惨だった。その失敗をあまり反省せずとりあえず後継をつくらないと、まずい(天下り先がなくなる人たちがいる)ということで後の計画を立てないとしょうがない。ここに降ってわいたのが東日本大震災であった。ここでやはりカードの管理は中央でやらないとね、ということにしたのがポイントでは。そして、それまでは各都道府県でばらばらだったシステムも統合したのかな?それはNTTデータに大きな恩恵を与えたことだろう。そして、うわさによると、マイナカード保険証化で読み取り装置はNTTの光しか使えないらしい。これもNTTの株を保有する国にとっては大きな目的なのだろう。

そして、BigDATA活用の分野でもさえない日本のITにマイナンバーカードでいろいろなデータを渡すこともできる。IT業界には大きな恩恵だ。しかも10年くらいのうちには次世代のカードへの切り替えもあるから、なおさら恩恵をうけるひとたちは多い。

そういった目的でやっているのだからむしろうまくいかないほうが次世代の開発につなげられていいんじゃないだろうか。変に安定したシステムを作られるとお金のかけようがないじゃないですか。そのような官庁系の構造は青野氏も知ってると思うのだが、、、

もちろん税金を払うほうにとっては、なんでそんなことまでした株価を上げていかないといけないの?という疑問もある。しかし、円が安くなり、そのくらいやっていかないと、海外の機関投資家は日本にお金を投資しない、株価も上がっていかないというなんともな状況なのではないのか。ひどいものだ。