日刊スポーツ政界地獄耳(8月23日)

【政界地獄耳】自民も立民も中身で勝負できないのか - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ

ごもっともという感じです。が、逆に言うと、党内がまとまっていないことを総裁選、代表戦の議題に載せられないというところがそれぞれの党の”選挙”の特徴なんでしょう。

ということで結構はその選挙は何なのか。党内の有力者や党の外の応援団がいやがらない政策の中での人気取り?

ということで、党の外についていえば、米国ははっきりお金を出すわけですが、日本はどういったひとがそれぞれの政党にお金を出して支えているのか、いまいち見えにくいところがあります。それはもしかすると、国会議員は個人事業主、という表現をしてしまうような土壌とも絡んでいるかもしれません。それなら議員個人でもいいのですが、やはり、だれが資金を出しているのかは大っぴらにすべきで、それが政治資金規正法の趣旨だと思っています。岸田氏は、思想信条の自由があるので公表できないといいますが思想信条の自由はそもそもが個人の権利で、法人である企業には適用されないものでは。また、思想信条の自由は、それを表明しても差別されない、ということで、もちろんプライバシーとして公表されない自由はあると思われますが、一方では政治に対してお金をだす。政治はパブリックなものですから、私的な宗教団体への献金とは違います。例えばある政策があるひとたちへの利益をもたらすものであるとき、その人たちがお金を出しているのかどうかわからない状態であるとすると、他の人たちがその政策の背景を理解するのを妨げます。

ということで、自民党も立憲も、お金の面もクリアにして、政策論争でそれぞれの党のトップを選んでくれた方が活性化していいんじゃないかと思うのですが。

立憲の電力政策などもやっぱりいろいろとバックの意向があるのでしょうから。