【政界地獄耳】後見人に長老君臨…自民は何も分かってない - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ
ということです。どうやら、今回の3候補はそれぞれが後ろ盾がちゃんといると。マスコミが若手が旧来の打破を目指して終結しているといって盛り上げている小林某も結局は二階派であり甘利氏が後ろ盾とか、茂木氏は麻生氏が後ろ盾、小泉進次郎氏には森氏(菅氏)ということで、じゃあ石破氏はやっぱりダメなの?ということですかね。
それにしても、2012年からのいろいろとよくわからない時代の当選者が、結局なんだかんだ言っても大きな派閥の中に入っていこうというあたり、なかなか面白いなあと。自民党はわかっていないのではなく、よくわかってるんだと思います。結局は国政選挙は地元への利益還元。そのためには大立者に逆らってもしょうがないので、大きな派閥に属する。特に、政策でお金を落とせる、経済産業省や、旅行というすごい技を見つけた国土交通省などににらみがきく人がいいということなんでしょうかね。正直な感じで国民はわかっているということです。
もちろん、地域によって、さまざまな産業育成が行われたり、お金を稼げることはいいことです。しかし、問題はなんだか日本の場合、お金をつぎ込む方が目的で、そこから育っていかなことなんじゃないでしょうか。
例えば原発はひとがたくさんきて地域が潤う、といいますが、逆に言うと原発がなくなったり止まったりすると経済が停滞してしまう、という、原発で人がきて、それで原発に頼らなくてもいいような独自の産業などが育成されればいいと思うのですが、そうはならない、という情況かなと。
国家強靭化も防衛のための基地をあちらこちらで強化するのか、と思うと、確かに基地をたくさん作れば防衛費で潤う産業もあるし、自衛隊は人も雇うのでしょうけど、それでいいのかなあという感じがありますが。