「女子サッカーの地位向上」の足を引っ張りかねない「高額な放映権料」【女子ワールドカップ「放映権料問題」】（3）（サッカー批評Web） - Yahoo!ニュース
昨日の朝日新聞の2枚舌記事はちょっと早合点だったかもしれません。別に電通とは関係なくサッカーファンの間ではこのような記事も読まれているようです。
まあこの記事を書いた方がどういうひとかは存じ上げませんが、地上波の放送が必要だと。でもオリンピックでどうだったんでしょうね。それこそレガシーでオリンピックは放送があったはずなのにそこでそのあと盛り上がったんでしょうか？コロナで1年空いたから？まあ理由付けはいろいろとあるでしょう。オリンピックで銀の女子バスケットも観客は平均ではサッカーより少ないくらいで、むしろ女子のスポーツは観客を集めるのが難しいと思わないといけないのでしょう。
そこにジェンダーの問題を持ってくるのはあまりにも無理というもの。もし持ってくるのであれば、FIFAは賞金などをきちんと自らが平等にして、放送権料をあてにせずとも平等にできるはずです。それを放送権を買わないから平等にできない、というのは全くのいいがかりですが、それを垂れ流すサッカージャーナリストは多いようでなんだかです。サッカーは日本にしても世界にしても賞金を平等にできるくらいの財政規模はあるはずですから、そのようにすればよいと思います。なぜ、個別のセグメントでの収支にこだわるのかがわかりません。女子のサッカーは投資段階だと思えば、セグメントの収支だけではなくて、賞金などは投資と考えて男子で上がった収益を、例えばブラインドサッカーなども含めていろいろな”サッカー全体”に使っていくことがより将来につながるのではないかと思いますが、なんだかそういう議論はないようです。
