岸田首相のコアラ抱っこ

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岸田首相がオーストラリアを訪問してコアラを抱っこして写真を撮っている。

よこのオーストラリアの首相と比べて、明らかにコアラの抱っこの仕方がまずいことがわかる。観光客でもなかなかこのような人はいないだろう。というかコアラにストレスを与えるので、このような抱っこの仕方をすると、係のひとに怒られそうだ。

せめて現地の大使がきちんと抱っこさせてあげるべきだったと思う。なんともな写真だ。

 

(追記)動画がありました。係のひとがちゃんといたのですね。ちゃんとだっこできているタイミングもあったようですが、おそらくコアラが暴れちゃったんでしょうね。

でもなんだか隣のオーストラリアの首相はコアラと一体感を感じるのですが、やっぱり岸田さんはコアラを無理やりつかんでいる感じです。赤ちゃんもあまりだっことかしないできたんでしょうか、、、

このあたりなにか岸田さんのスタイルを象徴しているのだろうか?と思ってしまいました。

 

https://twitter.com/7NewsMelbourne/status/1583744980836913152?s=20&t=xUg12nnhNJmw6FJf1W-7_w

https://twitter.com/7NewsMelbourne/status/1583744980836913152?s=20&t=xUg12nnhNJmw6FJf1W-7_w

これまでの円安はいい円安だったの?

最近円安云々の話題がおおいです。

しかし、例えば100円から110円に円安になれば、輸入品はそれだけで値上がりするわけですよね。ところがそんなことがなかったのは、結局中間のコストを抑えていたからなのでしょう。私たちが昔小学校で習った知識では日本は資源がないので、原材料は輸入すると。また食料品も輸入と習いました。今も同じでしょう。

たとえばティッシュペーパーもこれまでは価格は抑えられてきましたが、輸入パルプの値段は上がっていたはず(レートの差だけでも)、それなのに上がらないのはスーパーなどの価格交渉力なのだと思いますが、そうなると、製造コストや在庫管理、物流などのコストを下げていたということなのではないでしょうか。非常に単純な言い方をすると、ほとんどは人件費を下げることでなんとか維持していたと思います。レートなどに対して価格が敏感なガソリンなどは値上がりしていました。その理由に原油の価格上昇しか言わなかったですが、原油が変わらなくても、レートが変わればその分上がるはずでした。たまたま原油も上がっていたから理由はつきましたが、本当はそれだけではなかったはずです。それなのに物流費が変わらないとしたら、人件費を下げているか安全を無視したような積載を行っているかどちらかでしょう。

ほかの鉄鉱石なども当然あがっているので本来自動車の鋼板も値上げしなければいけないところを応じなかったようで、こんな話もどうなのかと思います。そりゃあ自動車会社は組み立てで国内から部品を調達しているだけですから、それを抑えれば価格も抑えられて、輸出すると利益が増えることはわかります。しかし、それは本来は資材メーカが値上げしないと以前の利益を確保できないはずなのを確保できていない。中小企業の人件費が上がっていないことによるのではないでしょうか。ぜひとも経済学者の方々には自動車会社の資材の納入会社の人件費の推移がアベノミクスの円安傾向依頼どうなっているのか調べてほしいものです。まあ世界的には賃金が上がらない日本ということになっているので結果は見えていますが。

驚くのは、例えば朝日新聞の10月22日付朝刊のトヨタ自動車の円安で利益みたいな記事を読んでいると、新聞記者もこの円安傾向でメーカーのことなどいうだけで、本来は新聞紙なども上がっている、上げなければいけないはずを抑えているという意識がなさそうなことです。経済部の記者ってそういう会社が発表したようなことを右から左に流せばいいんだとしたらジャーナリストじゃないですね、、、なんだかな気がします。

宗教2世による返金請求って?

国会で宗教2世の保護を名目にして、献金の返金請求ができるように法整備をするという。

しかし、内容が見えないが、かなり厳しく限定してくれないと一般の教会などでも親が献金したのを子供が返金などということが起こると非常に問題は出てくるような気がする。

一般のキリスト教などでも親だけが信者で、例えば長女は信者ではないが教会についてくるくらいのことをすると。ほかの兄弟姉妹は教会無関係むしろ、教会に反発している、などという家族もあるだろう。そうした場合遺産を遺言で献金する場合があるが、長女がそれを行ったとして、あとで、ほかの兄弟から返金請求がでたらどうするのだろう。特定の子供にだけかえすの?特に日本では正統的なキリスト教に対しても、敵対的なスタンスをとる弁護士だの学校の先生だの、医者だのという、いわゆる社会的な地位がある子供はそれなりの割合でいるように感じてます。むしろ普通の家庭ではそこまでの話はないと思います(もちろん家庭が破壊されるような献金ではないですが、遺産のうちそれなりの額を献金するということですが、それでもそういう問題になるように思います)

よくわかりませんね。

なんだかマスコミ受けすることをひたすらやる野党の浅はかさが出ているような気がしてます。

本来はマインドコントロールされた状態で多額の献金をされていたりすることが問題でそういった宗教をマインドコントロールのネタにして利益をあげている宗教団体が問題なので、そこへのさまざまな手段による防御が必要なのではないでしょうか。

もちろんそのうえでそういしたマインドコントロールされた過去の献金をどうするかということは必要だと思います。ただし繰り返しですが将来的にはまずはマインドコントロール下のさまざまなことが行われないように宗教とカルトの区別をきちんとわかるようにすることかと。それは国というよりはマスコミの報道が一番かと思います。それを読んでみて、当然ひとによる判断はあると思いますがそこは信仰の自由というやつかと。

国会で宗教が問われるのはOK?

立民・打越氏が山際経済再生相に「信者か」と質問、「憲法違反だ」と自民から批判相次ぐ : 読売新聞オンライン

こんな質問がされるとはびっくりだ。立憲民主の軽い感じがでていて、ちょっと信じられない。さらに信じられないのはこのひとは弁護士資格を持つ人らしいことだ。まあいろいろな弁護士をみていて、弁護士だからといって必ずしも○○とは限らないということはわかっているつもりだが、国会でこのようなことを聞くひとがいる政党が憲法云々人権云々ということは笑止千万である。

山際氏が信者かどうか聞いてどうするんだろう。よくわからない。いろいろな場面でかなりの数の信者がいることはわかっていると思う。そういったひとたちはこの質問にどうお思うのだろう。あまりにも想像力がないのではないか。一般の信者は他のひとを勧誘しているようなひともいると思うが、それはおそらく信仰のためにやっているのだろう。それ自体が犯罪かといったらそれは微妙だと思う。ただし、信者からお金を巻き上げている、旧統一協会には非がある。

イギリスの首相の辞任をみていると、日本も当然辞任レベルの状態だ。

そういったところを突かずにマスコミ受けする統一協会の問題だけを取り上げる、まさに貧困がつくった仕事なんだろう。

読書感想文 今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて(佐々木実著)

今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて (講談社現代新書) | 佐々木 実, 宇沢 弘文 |本 | 通販 | Amazon

一気に読んでしまった。

佐々木氏の前著と重なるところもあるが、しかし、老人は忘れているので、気にならない。

当然岸田首相がいっている新たな資本主義とは全く違うことです。

例えば小島某が書くような個人的な感傷はなく、きわめてドライに書かれている。それだけに宇沢氏の思想の歩みが伝わり、彼が考えていた資本主義というものが小さい本で十分とはいえないまでも伝わり、数々の宇沢氏の”日本語の”本に興味がわいてくる。

その、いわば導入のような本だと思う。

私自身昔自動車の社会的費用を読んで、経済学というものの分析の鋭さに驚いた。そして、私たちが何か不合理に感じることは、それなりの裏付けがあることもわかった。もちろん主流の経済学者は車は”いいもの”で日本を豊かにするものと考えていただろう。しかし、庶民からすると、公害の問題や事故の問題など山積みだった。また、さらにいうと、車の普及で山の斜面に作られたような住宅地を買った人たちも老齢になり、車を運転できなくなると、とたんに生活に不自由になる。そういった場所は、車の利用者が多くてバスもあまり走らなかったから、いまから公共交通を整備するのも難しい、という感じかと思う。そういったことまではさすがに70年代には見通せなかったと思うが。

ところで改めて思うのは実は私は宇沢氏の著作で若い時に岩波書店の”価格理論II”という教科書でも触れ合った。1971年発刊なので自動車の社会的費用より古い本だ。この教科書での宇沢さんが書いているのはもしかしたら、自動車の社会的費用のあとの特に三里塚にかかわられていた後の宇沢さんからするとちょっと意外なのかもしれない。佐々木さんの本に書かれている、米国での宇沢さんの伝えられ方は、このあたりの事情もあるのかなあと思わされる。米国にもチョムスキーのようなひとはいるが、そういうものなのか。

ちょっとここでアマルチャ センのことも思い起こす。彼も数学を使う経済学者として、活躍して、そのあと、さまざまな倫理学に近いような分野での活躍が目立った人だが、日本では後半生のほうが有名だと思う。日本では経済学が求められているのはそういうことなのか、、、

とにかく、非常にいい本だと思いました。

宗教法人への質問書?

国会では慎重ということらしいです。

しかし、例えば国税庁は宗教法人を調査したりしないのでしょうか?

当然のことながら境内地として申請されていても、実態が伴っているかは立ち入らなければわからないと思います。日本の国税がそこまでお人よしとは思えませんが、、、

ほかにも提出された財産目録や役員のリストなどに不明な点があれば質問できるんじゃないんですかね、、、

なにか統一協会だけそういつことをことさら言うこと自体が特別扱いのような気がします。

っていうかそれにのっているマスコミやリベラル系の皆さんもなんだかな気がします。

宗教法人は会員であればだれでも備え付けの各種書類をみることはできるはずなので、そういう方を通じていろいろなことはわかるはずだし、それを拒むとそれこそ”指導”が入ると思ってますが。

もちろんこういったことを一般の小さな宗教法人に対して行っていやがらせをするひとも出てきかねないのがいまの日本で本当にそういったことをベースにものごとを進めなければならないのは困ったものです。

朝日新聞はオリンピックが来ないと困る(10月17日朝刊を読んで)

つれないバッハ氏、思惑は 来日中止:朝日新聞デジタル

ということだが、朝日はバッハさんにそんなに来てほしかったのだろうか。

札幌が決まらないとまずいのだろうか。

東京オリンピックを通じて学んだのはバッハというひとはとんでもないくわせものだということだ。

朝日の記事がおかしいのはどっちがわるいといえば当然そういう金権体質に染まったIOCに決まっている。日本の国葬儀だって国際団体としてでているが、実際はIOCはオリンピックのブランディングを行うマーケッティングの会社なのだ。したがって本当は課税されるべきで団体だと思う。そのような団体をいまだにありがたがる朝日というのはなんだろう。きっとオリンピックがあるといろいろとおこぼれもあるんだろうがしかしlここまであからさまにオリンピック招致を進める論調になられると、ひどいなあということしか思えない。

10月16日のバッハ氏の来日も結局は物見遊山のためだったので9月にきたからようはすんだのだろう。本当になんだかだ。

なさけないのは日本のどちらかというと進歩派の皆さんで、2020年の4月まではオリンピックは緊急事態宣言下でできるとおもわず、4月末に緊急事態宣言をださせて、”これでオリンピックも中止だ、IOCのバッハさんがそんあところでやるなんていわないだろう”という期待が見え見えだった。しかし、結果は”緊急事態宣言でもオリンピックはやるよ”だった。そこからのバッハさんの評価はご存じの通りである。

まあこのようなひとが公正な判断などするわけもなく、いまは冬のオリンピックなど頼んでやってもらうようなものなんだから、じっとしていればいいのになにも札幌に歓待してあげることなど全くないとおもうのだが。

まあはっきりしたのは朝日新聞の本性というやつでしょうか。