保坂展人世田谷区長(朝日新聞5月18日)

(耕論)地方自治法改正は必要か 保坂展人さん、牧原出さん、金井利之さん:朝日新聞デジタル

このような記事の中で保坂展人世田谷区長が2020年のコロナ対策を自画自賛している。

しかし、本当に世田谷区の対応はよかったのか?

この記事の中で言っていないが、2021年4月25日からの対応で、まさに政府の非常事態宣言を待ったかのように、他の自治体では翌週からの対応だったが、世田谷区は25日から”事実上”予定されていた一般の区民の利用なども24日に無理やりやめさせた。ここでもしかすると世田谷区側は”25日は十分な配慮のもとであれば利用を認めていた”というつもりかもしれないが、実際はこどもが出演する音楽の発表会などは、現場はやめさせていた。24日の土曜日にいきなり25日の予定をやめろということがどれだけ乱暴なことか保坂氏はわかっているのだろうか?そして、そのあと、皆さんご存じのように、結局はオリンピックに東京都はなだれ込んでいったわけで、それに比べて、4月25日の日曜日1日、実施を遅らせたことでの影響は極めて限定的であったと思う。また、世田谷区といってもいろいろで、渋谷区に近いような人が多い場所から、保坂氏が住んでいると報道された狛江市に接しているようなところもあり、ひとの密度はいろいろだ。そういったことも考慮した実施をしたのであれば、今回のような法律は”不要”といえるだろう。しかし、今朝の記事の保坂氏の発言は全く逆で、過剰な対応を自画自賛するものだ。これはある意味怖いところもあり、保坂氏のようなひとが、自治体で個別に”過剰な”対応をすれば、その自治体だけでいろいろなことができてしまう。例えば、政府のガイドではなくても、自治体で図書館の閉鎖などを独自に決めることもできそうだ。保坂氏は過去の経歴から”進歩的な人たち”に非常に受けがいい人なんだろう。新型コロナの対応もまさに、感染者0を求める進歩的な人たちへの配慮が優先した政治的なパフォーマンスだったといわざるを得ない。その証拠に五輪後は何か独自にしたのだろうか?聞いたことがない。2021年の五輪後も当時以上に感染者が出たことはあった。また、保坂氏がいう、ワクチンの効果も、今やどうだったのか検証が必要なのではないだろうか?というようなことをいうひとはもはや世田谷の王様にいうひともないのだろう。彼の過去から過剰に美化する傾向は本当に危険だと思っている。