安間一雄氏(2)

昨日に続いてです。

考えてみるとたしかに50音にはちゃちゅちょですが、これをtya,tyu,tyoと各以上ちぇはtyeと書くだろうし、てぃはこれはtyiだと音韻論的にあわないというのかもしれませんが本当かなという気もします。まあもともとが日本語の音韻体系にない音をあてようというわけですから、それは50音図に無理があるということじゃないでしょうか。もしどうしてもあてはめたいなら昔と同じに、チームやビルヂングぽいローマ字のtiimやbirudinguでいいんじゃないでしょうか。と書いてきて思いましたが安間氏の投稿はようは日本語を翻字することに力点が置かれているのですべての話が妙になるので、さきほどのようにdiはでぃと発音するし、鼻血はローマ字ではhanaziと書くわけですからあまり問題はないでしょう。(もしかすると安間氏は鼻血はローマ字ではhanadiと書くと思ってるのか?)ということで、彼の投稿はもともと日本語の音韻(彼は音声学といってますが、本当かなあ、音韻論に見えましたが)で区別しない音を書き表わそうということをいっているのか、それとも海外のひとたちにとって読みやすいローマ字の体系が必要だといっているのか、そのあたりは不明でした。まあ英語の先生であるようなので、英語民が簡単に読めるよにローマ字を合理化しろとかそんなことを言いたかったのでしょうか?

朝日新聞は大学教授という名前に目をくらませられたのであればまだしもですが、先日の文化庁の発表への記事など見ても、どうもローマ字に対してもスタンスがよくないのが気になるところです。