石原慎太郎さん

石原慎太郎さんが死去したそうだ。

小池都知事が弔問した後”ヨットマンだった”といっているのでおそらくはヨットの船長の服装でいるのだろう。それにしても都知事選挙のときの、大年増といわれ、そのあとは100条員会と石原氏と小池氏の関係は良いとは言えないと思うのだが、まあそこはポピュラリスト小池氏としてはここでそれを蒸し返してもそんだということでしょうか。

いろいろと読んでいて思うのは石原慎太郎さんというひとは、すごく小心なひとで、あるいみ注意深い。ヨットなどをやるひとはそのくらいでないと命はいくらあっても足りないのでしょう。失敗は命取りです。

だからクルー?とみなした仲間とは非常に良い関係を築くけど、いったん敵とみなされると、小池さんへの選挙の時の非難やそのあとの100条委員会での全く人間としての誠実さを欠いた答弁です。ご家族によると最期まで著作できたらしいので、あの答弁が本当に当時の石原さんの状態だったとは思えないですが、新聞記者はその辺りスルー。噂に行くところでは石原プロの新年会などはそれは豪華でそういったところでの接待がマスコミに敵をつくらないということにつながっているのでしょう。まるで阿部さんの桜の会のような話ですが、石原プロはあくまでも私的な企業なのでそのお金でやるのと阿部さんのように税金でやるのでは違います。といいつつもいろいろなところで東京とは石原プロを起用していたので、間接的には何かを感じましたが。まあマスコミはスルーしてたので何もなかったのでしょう。

ということで、東京オリンピックも構想自体どうかと思いましたが都庁のひとたちにとっては、招致活動でかれが外国をまわっていたりすることで、内政にいろいろといわれず落ち着いて仕事ができてよかったのかもしれません。それにしても東京都知事鈴木俊一さんを最後のなんだかなラインナップな感じで大阪をいえないとおもいます。ちょっと格好をつけてますが、青島幸男さんー>石原さんー>猪瀬さんー>舛添さんー>小池さんとうーんな感じ。猪瀬直樹さんなんてどうして都知事になれたんだろうとすら思いますね。舛添さんは東京都民の大好きな東大の卒業生と教授なのでわかりやすいですが。鈴木さん以降のひとの何が問題かというと、東京を23区でしか考えない。三多摩や島など観光資源くらいにしか考えないことです。ひどいもんです。今回のオリンピックでもインフラはほぼ23区内で、そこの土地を投棄対象にして裕福な人たちのお金を呼び込むと。天網恢恢疎にして漏らさずでまあうまくはいかなかったところも多いのですが。三多摩って一応は神奈川県ではなく23区の皆さんのご都合で東京となんで、23区で稼ぐ金は三多摩にまわしてくれないと、23区で働いている住民は三多摩に住んでいるひとも結構いるわけですから不公平です。都議会議員の構成など見てもそれは正されない。そこに手をつける都知事はなかなかいません、ということで石原さんだけではないですが都知事にひとを得られないのはなんともですなあという感じでございます。