石破首相と小泉元首相

自民党の中で周辺でありながら総裁選を勝ち、首相になったというひととして比較されるようだ。

しかし、小泉氏は当時はいまよりもずっと経済環境がよいなかで、自由主義的な新しさを示した、そしてそれは企業にとっても好都合だったことを忘れてはいけないと思う。

また、小泉氏の時代はちょうど中国経済が伸びてきて、そこに日本は乗っていたところもあったと思う。いまほど中国自体の生産力はなかったので、”お客さん”であった。2010年以降が中国が生産力を海外にまで求めるようになった時代ではないだろうか。日本にとってはお客さんから競争者、さらにはいまでは支配者ではないかと思われる変遷だ。そういった意味では石破首相は経済環境はあまりよくない。それは石破氏の責任というよりは、カンフル剤を打ちまくってついにきかなくなっている病人を前にした医者のようなもので、前の医師が根本的な治療をせずにカンフル剤で元気に見せかけてたのがきかなくなったのをみて投げだしたのを引き受けさせられたようなものでは。

ということで小泉元首相とは全然状況は違うと。

米国に対してもまるごと従う小泉氏に対して、石破氏はちょっとそう見えてそうではないところもあって、そこに問題があったのかもしれません。

あと、野党が支持する首相というような指摘もありますが、逆に言うと政権を任せるとして、それ以外の人にはとても危険な人がいるということです。

日本は大統領制ではありませんからあくまでも与党がキャスティングボードを握って首相を決めるということは確かで、今やひとつの政党では多数とならないので、いくつかの政党で与党を形成しないといけないと。そうすると、当然今後連立を考える政党を考えながら総裁も決められていくのでしょう。まあ一言で言えば麻生氏があちこち歩いているらしい、連合の支持を受ける国民民主や参政党などが候補なのでしょう。

もうなんともな感じです。

最初に戻ると、石破氏はもっと自分のビジョンを出して、それによって総裁になっていれば、それを出すことができたのになと。また衆議院選挙をやったのだから、それをもっと出すべきだったでしょう。それがなく、なんとなくの衆議院選挙、裏金一層であればもっとそこを争点にすればよかったし、そのあたりが中途半端だったことが今を招いたと。なんともです。