815プラス:「終戦の日」はいつなのか 「追悼」と「平和祈念」が一元化した日本 | 毎日新聞
こちらの記事にはびっくりした。
なんと佐藤卓己氏が8月革命説を丸山眞男が唱えたといっている。
小生が学生のとき、教職課程の日本国憲法では日本国憲法の成立の正当性を後から説明するための論拠のひとつとして、宮沢俊義氏が唱えたのが”8月革命説”であり、ほかには確か国際法のラジカルな優位説とかがあることを説明されて確か当時の先生は8月革命説を支持していたと思う。
これは別に革命理論でもなんでもなく、日本国憲法の成立の根拠をあとから説明するためのもので、実態としては当時の大日本帝国憲法から日本国憲法への移行は単純な修正でもないし、こういった説明をしないと説明できないというだけの話であったはずだ。
佐藤卓己氏はここで丸山眞男を持ち出すのだが、もしかして京大のひとたちは東大に対抗意識があるので、このような教え方をするのだろうか?
なぞである。(ちなみに筆者が大学時代に説明を聞いたのは京大出身の先生だったような気もするが)。
まあWikipedeiなどでも八月革命説は宮沢俊義の論文となっているので佐藤卓巳氏ほどの学者がなんでそんなこと言ってるのかはなぞだが。
あと、この記事の中でいわれてはいるのだが、終戦の日というのは政府が翌年1946年にすぐに追悼をしだしたわけではない。そこには長い年月が必要だったことは佐藤氏の説明は正しいのだろう。しかし、毎日新聞の冒頭の佐藤氏の説明は、戦前戦中のメディアに詳しいで、なんでわざわざそう書くんだろうという感じもある。
佐藤氏の話の中にはへーっとおもうこともあり、最初靖国神社の例大祭4月30日を追悼の日にしようという意見はつよかったそうだ。ということであればなぜ今8月15日にある方々は靖国神社へ?という感じもある。
後段については特に違和感はないのだが、8月革命丸山眞男というのにはちょっと驚いた。
ーーーーーーーーーーー8月24日追記ーーーーーーーー
と思ってよく調べると
丸山眞男 八・一五革命伝説
という本があるのを知った。
宮沢俊義氏に要はアイデアを出したのは丸山眞男氏だということらしいし、彼の思想は当然あるひとたちには影響をもったおちうことなのだろう。
しかし、リアルタイムの人たちにもそれほどまとまった形で彼が8月15日に革命があったなどという説が受け入れられたのかはなぞである。
佐藤氏はその影響をもって丸山の名前を挙げているのかもしれないので、ご著書再読することにしましょう。
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