ようやくNHKで再放送されたものをみた。
ある意味面白いウ作りだが、今はすでに英国のオックスフォード英語辞典の成立過程の映画を見てしまっている。
それと比べるといってることが陳腐だし、井上ひさし氏のある種の思想があまりにも出すぎていてどうもだなあという感じだ。
もちろん制作年代に大きな違いがあるのではあるのだが、だからといって当時としてもやはり井上ひさし氏が作家としてこの問題をテーマにするならもっと慎重な態度が必要だったのではないだろうか?作家が書いたものとしても大きな不満が残った。
まあ何が不満かというと、要は国家というものと国語というものは切り離せないものだ。そうなってくると、やはり国家がどういうものかというとらえ方と国語の問題は密接につながっている。”ことば”を統一するということは違っている。井上氏にとってはもしかすると何かしらで”統一”しないといけないものであったのかもれないが、、、
また、当然自分たちの文化をまもることは必要だし、それは自分たちがお金も出さないといけない、ということだと思うのだが、そういった観点は完全に抜けていると思う。
このドラマが作られたことにはNHKでもすでに柴田武氏が出演した日本語再発見などで、地方のことばについては熱心にやっていたころであるので、なおさらこういったドラマを井上氏がつくったことにはなんだかなあという感じがした。