問題提起から7年 小柳敦史氏に聞く〝中途半端な幕引き〟 深井智朗氏研究不正問題 2025年3月11日 - キリスト新聞社ホームページ
最近になってこのような記事がでていることを知った。
というのも某政治家が某学者とネットの番組で共演した際の不満から、所属する大学について云々していたことで、そういえば、と思い出して検索してみたらひっかかってきた次第。この問題については前にも書いたことがあるが、小生は基本的に講談社という出版社の判断であり、それによって例えば小柳氏は講談社から本を出さない、というようなことが想定されるが、それも織り込み済みのことであると思って、それ以上は経済的な自由に属することであると考えている。小柳氏に賛同する学者はぜひとも講談社からの出版を行わないことなどで団結してほしいものだ。と思うのだができるのだろうか?小柳氏や松井某以外にそんなことを望んでいるひとがいるのだろうか?東洋英和の前任者の村上氏が学術文庫の本を引き上げる、などということも聞かないが。
例えば深井氏の翻訳が実はAIによるもので、質が低い、とか、政治的な立場から意図的またはその他で翻訳がゆがめられていて、問題がある、または他の研究者の剽窃がある、というのであれば、それはまさに日本基督教学会で問題提起すればよいと思う。なぜ小柳氏は正面切ってそのようなことをせずに、今回のインタビューでも翻訳自体はもう無視なのか、本文に対してではなく、あとがきへの批判である。それはインタビュアーも同じだ。特に小柳氏はキリスト教の専門家であるので、翻訳についても何かしら言えるのではないかと思うのだが何一つない。深井氏の研究不正については、翻訳について剽窃を指摘する声もあったと記憶する。それは小柳氏に届いている数多くの通報にもあったのではないのか。また、キリスト教新聞のインタビューも例えば専門家に翻訳自体に対して直接取材すればいいと思うのだがそれはしていないようである。なぜ”あとがき”なのだろう?不思議だ。逆に彼らが満足いく反省があれば、もともとの指摘にあった他者の翻訳の剽窃などはありえないということなのか?
キリスト教新聞や基督教学会だからより高い倫理性を求めているのか?しかし会員ですらないのに退会後の仕事にそこまで言えるのだろうか?また、もし、研究不正が学位論文に対して行われた、ということであれば、学位を授与した機関に説明を求めるべきであると思われるが、そのような動きもないのである。深井氏に学位を与えたアウグスブルク大学の審査体制などについてどなたか書くといいと思うのだが、、、
おそらくそこで学位を与えられたあとの学会発表などについては査読付きのものであればそれはレビュアーの責任もあると思うので、ぜひともそういった方々に深井氏の論文をどうレビューしたのかを聞いたらどうなのだろうか?
前からかいているとおり、学術的とはあまり思われない岩波関係の本についてあれこれいってもなあというのもある、もし学術的な論文で引用しようとするならばそのようなレビュー付きでないものである以上は自分で出典元を確認するのが当然だろう。なので事実上の影響は考えられないが。
ということで最初に戻ると某政治家が言っているように、もし、某学者の所属大学の責任を問うならば、たしかに深井氏の件で東洋英和はある意味責任を果たした?のかわからないが、結局はあまり果たさなかったのだろう。きちんと理由の調査や、そもそもが東洋英和での就職にあたっての調査が十分かなども報告をすべきだったということではないか。どちらかというと講談社にいろいろというよりもそういった活動の方が有意義ではないかと思うのだが。
ところで最近になって姜尚中氏のことが報じられている。これに対しては彼の所属学会はどうするのだろうか?不正でなければ問題ないのかな?なんとResearchマップは東大時代で終わっているので現在どうなのかはわからないが。それにしても学者といいつつここまでResearchMapを無視してもいいひとというのがいるとは思ってもみなかったし、東大時代も学会が日本政治思想史学会だけというのもすごい話だなあと思った。東大教授というのはもっといろいろな学会に所属するのかと思っていたが。というくらい人文系の学者のありようはいろいろなのに、深井氏についてはどうもいろいろなひとがいろいろなことをいうのが妙な感じだし、ましてやキリスト教新聞のスタンスは謎だと思っている。