ノーベル平和賞に思う

ノーベル平和賞の受賞式を拝見して、とても重要なことだと思う。

特に92歳の田中さんの力強さは驚くべきであった。

それにしても、被爆して長年健康に不安を抱えられた生涯を過ごされてきたであろうことを想像すると、もちろん兵器による外的なケガなどによるものも大きいが、核兵器による被害というのも相当なものなのだろう。92歳まで生きていれば健康では?という話しではないと思う。

しかし、日本のメディアなどはそもそもの被団協の成り立ちをあまり報じてないように見える。日本の核兵器廃絶への願いは政党の都合で分裂した。そして、そこから独立したことでおそらくは資金面などを独自で工面しなくてはならなくなり、被団協の活動は相当にご苦労もあったことと思う。なぜかそれについて触れているメディアはないようだ。また、政党はお祝いもいっているが、本当にお祝いをいっていればいいの?ということも感じる。特にある国の核は認めた某政党は今そのことをどう総括するのかはっきりさせてほしい。そこをスキップしてお祝いをいうというのはありえないだろう。また、日本政府もこれまでどれだけ協力してきたのか。特に今年の長崎の集会で起きた出来事について、日本政府は調整力を発揮しなかったことは記憶に新しい。これは一見G7の組織的な出来事だったが、実際は日本にいる大使レベルで、米国の大使が反発したことが発端の問題で、各本国がどの程度把握していたのかは疑問だ。外務省がもっと調整力を発揮すべきだったと思う。

ということで被団協の長年の活動は本当に受賞に値すると思うが、それについての日本の政府、政党の立場を改めて反省を促すものでないといけないし、マスコミもそういう記事をもっと書くべきではないのか?