103万円の壁は学生にとってなんなのか?

103万円の壁の話について、NHKのニュースは学生についてやるようになっている。

しかし、もし自給1300円とすると、だいたい月80時間くらいは働けるということだろう。これはNHKのニュースなどででてくる居酒屋などのバイトを増やしてコロナ後の減収から立ち上がるのに必要ということなのか。なんだかむしろ雇用側の都合のような気がする。

しかし、学生バイト月80時間というのがどうなんだろう。

むしろ学生がそこまでバイトをしなくてもいいように、奨学金などでサポートするようなことを考えるべきではないのか。

しかしそうはならないのだろうな。これの目的は先にも書いたように、学生を安い労働力として使うということにあるのだと思う。家庭の主婦についても当然103万円の壁の対象だが、すでに主婦については正規社員としてはたらくなどで労働力にカウントされて、アルバイトとしてはあまり期待できないのだろう。そうなってくると、学生だ。

そのうち企業には政府の意向を受けて、バイト経験を学生時代のインターン経験と並ぶ経験として評価する会社など出てくるのではないだろうか。

しかし、そのような”大学”がいいのかどうかは全く別問題。小生が考えるのは、まず本当に授業料などが苦しいなら奨学金。人不足は海外からのひとを雇うしかないだろう。それには日本経済を円高にもっていかないと、海外から来る価値はない、ということだ。しかし、もはや円高はあきらめて、国内をみたときに学生バイトなのだろうか?