【政界地獄耳】正しい戦争などないことを示す平和式典 - 政界地獄耳 - 社会コラム : 日刊スポーツ
ここでは鳩山元首相などが英米をはじめとするG7諸国を非難していることを紹介している。考えてみると、”連合国”は日本に原爆を落とすことで勝利したわけで、それは米国や中国の”自衛戦争”だったわけだから、ここではイスラエルをいっているが、要は自分たち”連合国”は戦勝国なんだぞ、という結構上から目線も今回の一件では感じた。
そのために、右から左から長崎市長を支持する人たちが多いのだろう。一方では広島ではパレスチナ代表は招待されていない。これに小生は外務省の”調整”を感じてしまい、それはそれで一つの見識だと思うのでいいのだが、しかし、本来は広島市はいまやオリンピックにも出場しているパレスチナを招待すべきなのではないかとも思う。しかし、それについて、広島市に対してあれこれいうひとはいないようである。それはひとつの見識であって、イスラエルとパレスチナの両方が同席する状態にはならない以上、片方ずつということには意味があったと思う。そういう意味ではその片方ずつにG7はくっついたという、現在の国際政治の状況があらわになったということだろう。それがいいことではないのは明らかで、結局そういった状況を横目で見ながら第三勢力の国は中国の経済力を頼ってしまうという、日本にとってもこまった状況になってしまうのだろう。
そういった観点からG7を説得するのは政府の役目だったのではないか?
と思うとコメントの中で立憲の政府とのやり取りを明らかにすることは全く不要だし、広島で招いていないことに不満を述べていないパレスチナ自治政府の立場を考えれば維新のコメントなど、じゃあ広島の式典についてもそういったら?と思ってしまう本当に信じられない米国追随のコメントである(と維新や国民民主にいうのは無駄とわかりつつも)。
国連もハマスは非難してもパレスチナ自治政府まで非難していない。それであれば、パレスチナ自治政府と同席しないと、まずい、ということを説得しないとまずかったと思うが、結局はアジアの片隅の出来事は世界中で報道されるわけではないのでG7の日本の大使などは小物であり、どうでもいいという感じか。
しかし、徐々に米国発でこの件が本国でも報道されだすとどうなるのかはマスコミにも追いかけてほしいところである。
それにしても、長崎の平和記念式典に出席した各国はX(旧Twitter)で参加したことを投稿しているが、米国や英国も堂々と下級の日本の役人が出席したり、東京の寺院での式典に出席したことを投稿するあたり、なかなかのものであるとは感じた。ある意味で成熟した国だということも感じるところである。