今年も8月になり、8月6日の広島、9日の長崎と原爆が落とされた日が近づいてきた。
ということでNHKではこの被爆の悲惨さを伝える人が高齢化してきているというようなニュースをやっていた。
しかし、何かバランスを欠いていると思う。まず第1に、この戦争では日本軍によって殺害された市民もいる国が多くあるということだ。それは終戦後もルバング島などで殺されたひともいる。一方戦争が終わった後も日本人側にもシベリアで死んだ人もいる。
なんだか原爆の悲惨さは確かに核兵器の悲惨さということで伝えなくてはならないことはわかりつつも、一方では日本軍に殺された人たちや戦後政府の終結が不十分だったため?に悲惨な運命をたどった人たちのことは忘れ去れてないだろうか?
中国残留孤児の問題や遺棄された地雷などの探索の話なども忘れられているのは相手が中国だからなのか?
政府に都合が悪くても、やはり放送しなくてはいけないことは放送するのが公共放送ってやつではないかと思うけど、NHKは基本的に政府の”歴史観”を国民にお知らせする放送局であるようだ。
でも、NHK自体のオーストラリアの番組で、”ここは第2次世界大戦中敵の空襲を見張ってた”とかガイドが案内しているところをやってたりして、オーストラリアの敵は当然日本でしょうから、いまだにそんな感じであることもちゃんと皆さんにお知らせしないとバランスが取れていないような気がする。79年たったけど、旧共産国だけでなく、オーストラリアのような、そして米国だって第2次世界大戦中のことをいるいると伝えていて、それは日本には結構厳しいものであることは弁えていないといけないことじゃないかなあと。