紀藤弁護士のなぞ

紀藤正樹弁護士、文化庁宗務課に不満表す「とても心外」旧統一教会巡る解散命令請求への対応 - 社会 : 日刊スポーツ

おなじようなネタを何回も書いてしまいますが、このひとの考えは理解できないので何回でも書いてみたいと思います。

まず、霊感商法って旧統一教会はうまくファミリー企業をつかってやってたのは”噂の真相”など読んでいるとみんな知ってた話だと思います。おそらく旧統一協会がかかわっているのは献金の問題だけになってしまいます。

そして、旧統一教会を解散させるとおそらく資産はばらばらになってしまい、被害者の救済にもつながらないのではないかと思うのですがどうでしょうか。逆に解散などさせず、きちんと責任を取らせることが重要だと思われます。そういった活動をしていれば、引っかかる人も減ると思うのですが。もし解散させても、結局は別の団体として彼らは存続するでしょうからむしろ非常にまずい状態と思われます。オウムをみていればそれははっきりします。いくつかの後継と目される団体ができていますが、それをオウムと考えていいのかは微妙な問題になってしまっています。つまり、しばしば旧統一協会のひとたちがいうように、自分たちは前のオウム時代とは違って、純粋にヨガをやっているんだ、などといわれた日には何も手出しできないのではないでしょうか。もちろん監視はしているでしょうけどそれは公安の役割です。ついでにですが、もし公安がきちんと旧統一教会を監視していても今回のような問題が起きたんだろうかというきもして、そういったことが行われなかったのは、旧統一協会の名称変更を認めたからとかそんなこととは違う話だと思ってます。ということで、解散命令にこだわるのがよくわからないし、弁護士の請求で宗教団体の解散ができるなどということが前例になっても問題があると思われますので、紀藤氏はもっと広く社会にこの問題を訴えて、本当の意味で日本でこういったカルト団体が活動できないようにする方策を考えたほうがずっと有意義だと思われます。いまカルト団体と書きましたが、あやしい資格商法自己啓発セミナーその他怪しいものはいくらでもあり、そういったものに巻き込まれないように社会が監視するにはどうするのかをマスコミも合わせて考えてほしいところです。