8月10日朝日新聞をよんで(宗教とカルト)

8月10日に統一教会(協会)のことを書いた朝日新聞の記事をよんだが、社会学者と弁護士ではやはり区別の仕方が違うようだ。弁護士の紀藤氏はカルトと宗教はべつといい、社会学者の某氏は宗教のうちがカルトという。

わたしは、宗教とカルトは別といったほうが良いと思っている。もちろん実態として宗教のうち一部がカルトになるというのもわかるが、宗教法人法などの対象としての宗教の中にカルトも入ると考えることは、ほとんどの宗教団体にとっては迷惑な話だろう。もちろん統一教会などはつぼ売りなどは別の会社がやっていたといっていて、宗教法人としての行為ではないとする。また政治活動も別の団体だということだろう。宗教法人としてとらえると確かにそうだが、逆にカルトとして、そのような宗教+金儲け+政治活動ととらえれば見えやすくなることもあるだろう。

それにしてもびっくりなのは選挙コーディネータの某氏の発言。選挙を手伝ってはいたが大したことはなかった、というやつだ。もしそうだったらなんでそんなに選挙の手伝いを彼らはやってるのかわからない。まあこういうひとは自分のやっていることに責任に責任は持ちたくないということだろうけれどもがっかりな話だ。日本はなぜかはわからないが政党の足腰が弱いのでこういうへんな仕事の人たちが跋扈したり、統一教会(協会)のような団体は選挙を手伝ったりするのだろうけど、本当は自民党なら自民党がきちんと党員を組織してやることなんだろう。