宗教とカルトはわけてほしい

最近の言説で安倍氏の暗殺が宗教が原因というひとがいる。

しかし、そもそもが旧統一教会(協会)は宗教なのか。

宗教とマインドコントロールは違う。また、宗教は政治活動でもない。

こういった点でカルトと区別されるべきものである。

あまりしられていないかもしれないが、宗教法人も当然聖職者への給与に該当するお金の源泉徴収はある。また消費税も当然払っている。非課税なのは企業で言う法人税に相当するおそらくは献金と出費の差額への課税だろう。不思議なのは例えば差額を出さないように上部団体への献金などを行えばおそらくはその団体はNPOとして適切と判断されそうだが、逆に自らの基金の拡充などを行っているとそのうちNPOとしてどうなのか、という話になりかねないことだ。しかし、今回の感染症の流行のような事態が起こると宗教団体も大きな影響を受ける。そのため、基金をキープしていないとそのようなときにすぐに運転資金がなくなって倒れてしまう。その点は見てほしいところだ。過剰な上部団体への支出などは、最後どうなっているのかぜひとも何らかの手段で監査して、旧統一教会(協会)がおこなっていたような海外への送金などはチェックできないものかと思う。当然宗教法人の諸報告は登記している地方公共自治体で閲覧できるはずなので、ジャーナリストにとっては情報公開の手続きなども必要なくみられるはず。ぜひとも頑張っていただきたい。そして、ほとんどのまじめに宗教活動をしているひとたちが妙な誤解を受けないようにしてほしい。それにしても本日のある新聞で知識人とされているひとが、今回の暗殺をネット情報のかたより、のようなことを言っていることに驚いた。彼はむしろネトウヨ的なニュースなどを集めてたところ、ある人のツイートで安倍首相が旧統一教会系の集会にメッセージを寄せていたことを知ったようだ。また、自民党のホームページで安倍氏の動向をしったらしい。知識人といわれる人がわざとそのような誘導を行っているのかそのあたり不明だがこのような言説が新聞に発表されること自体今回の事件の今後の方向性に危うさを感じるものである。(一説精神的な異常があるということにして、一生を保護観察ともいわれているようだ。おそらく裁判になると、一人の殺人では無期懲役にはできないだろう。裁判なしでこんなことができるとしたらそれこそ罪刑法定主義の否定で、民主主義は危機にある)